【MLB】大谷翔平、ノーラン・ライアン超えの快挙も「3者凡退が少ない」と反省の弁 メジャー通算30勝目

 

【MLB】大谷翔平、ノーラン・ライアン超えの快挙も「3者凡退が少ない」と反省の弁 メジャー通算30勝目
今季2勝目を挙げた大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が11日(日本時間12日)、本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に「3番DH・投手」の二刀流で先発出場し、7回1安打無失点で今季2勝目(メジャー通算30勝)を挙げた。

これで先発投手として10試合連続で2失点以下をマーク。1972、73シーズンにノーラン・ライアンが記録した9試合連続を超える球団記録となった。打っては4回に左前打を放ち、34試合連続出塁を記録。4打数1安打で、打率は.300となった。試合はエンゼルスが2-0で勝利し、連敗を2で止めた。

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■連続試合出塁記録は「34」に更新

今季初めて「シティー・コネクト・ユニフォーム(カリフォルニアのビーチなどをイメージした限定版)」を着てマウンドに立った大谷。初回に2四球、2回も先頭に四球を与えるなど序盤は制球がばらついた。4回には四球と初安打を許し、2死二、三塁のピンチを招いたが、8番マイケル・チャビスを遊ゴロに打ち取り、踏ん張った。

大谷はその後、得点圏に走者を許さず、今季最長7回を投げて1安打無失点、6奪三振、6四死球でマウンドを降り、防御率は驚異の.047となった。打者としては、4回の第2打席で左前に運び、昨季から続いている連続試合出塁記録も「34」に伸ばした。

大谷は試合後、「何とか長い回を投げることができた。ちょっと四球が多かったが、良いところと悪いところとがあったと思う。スライダーばかり投げたが、相手を見ながら投げられたので、そこは良かった」と話し、投球内容にも納得した様子だった。

ただ、「3者凡退が少ない。もっと3者凡退で終わらす回が増えれば、チームの攻撃に勢いをつけることができるはず」と反省の弁も。守備時間を減らし、チームに良いリズムをもたらす投球を意識していることをうかがわせた。

■「常に期待以上のパフォーマンス」

打者としては第2打席に左前打を放ち、34試合連続出塁を記録。「追い込まれた中で安打できて良かったが、それ以外の打席で甘い球を打ち損じることもあったので、もう1回しっかりと映像を見て、直せるところは直していきたい」とし、さらなる向上に意欲を見せた。

6回に4号アーチを放ち、大谷の2勝目を援護した女房役のローガン・オホッピーは「大谷の投球を特等席で見ることができてうれしい」と笑うと、「彼のボールを受けることから学ぶことは多い。今日も良かったし、常に期待以上のパフォーマンスをしている」と称賛した。

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ナショナルズのデビッド・マルチネス監督も「数人は強打できたが、1発が出なかったね。大谷がストライクゾーン周辺に投げ、スライダーとファストボールを制御し始めると、もう打つのは厳しくなる」と感想を述べ、制球がままならいうちに攻略できなかったことを悔やんだ。

大谷は今季ここまで3試合に先発。19イニングを投げて、被安打はわずか6。失点1で、防御率0.47(リーグ4位)、2勝(同4位タイ)、24奪三振(同3位タイ)、被打率1.00(同3位)という見事な数字を残している。しかし、与四球12はリーグワースト。ここさえ改善すれば、サイ・ヤング賞レースのトップに躍り出ることは間違いない。

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文●SPREAD編集部