ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、今季ここまで野手として112試合に出場し、打率.308、40本塁打、82打点の成績。また、投手としては21試合に登板し、9勝5敗、防御率3.32、160三振と圧巻の活躍を見せ、投打にわたりハイレベルな成績を残している。
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■「唯一無二の存在」
MLBのデータ解析システム『スタットキャスト』を担当するデビッド・アドラーは公式サイトに「最新のMVPランキングでオオタニは圧倒的なお気に入り」と題した記事を掲載。現時点で今季のMLBのMVP争いで大谷が優位に立っていると論じている。
大谷は48人の有識者が各リーグのMVP上位5人を予想する投票において、ア・リーグでは1位票を満票の48票獲得した。
「ダブルヘッダーの一方で完封し、もう一方の試合で2本塁打できる選手がほかにいるだろうか?」と7月27日(日本時間7月28日)のデトロイト・タイガース戦の活躍を挙げて称賛。
さらに、「オオタニは唯一無二の存在。彼は打者としてメジャートップの40本塁打、投手としては160奪三振でトップ5に入る。もしオオタニが50本塁打と200奪三振を達成すれば、史上最高のシーズンを送るかもしれない」と残りシーズンでのさらなる活躍に期待を寄せている。
大谷は2021年に打ってはリーグ3位の46本塁打、投げては9勝の活躍で自身初のMVPを受賞したが、今季は野手としては本塁打王をはじめとした打撃タイトル奪取が期待され、投手としても2シーズン前以上の活躍を見せている。はたして大谷は、識者が語るような“史上最高のシーズン”を送ることができるのだろうか。
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文●SPREAD編集部