【MLB】大谷翔平、40本塁打10勝の“ダブルダブル”は「ベーブ・ルースをはるかに上回る」驚異的な記録

 

【MLB】大谷翔平、40本塁打10勝の“ダブルダブル”は「ベーブ・ルースをはるかに上回る」驚異的な記録
大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は9日(日本時間10日)、本拠地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番DH・投手」で先発登板。

大谷は6回3安打5奪三振1失点(自責0)の好投で今季10勝目をマーク、史上初の2年連続“2桁勝利2桁本塁打”の偉業を達成した。

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■メジャー史上でも驚異的な大谷の“二刀流”

投手・大谷は初回、先頭のラモンテ・ウェイドJr.を空振り三振に抑えるなど、無得点の滑り出し。2回表に犠牲フライで1点を失うも、3回以降は要所を締める投球で味方の反撃を待った。6回5奪三振1失点(自責0)で降板し、その裏に打線が奮起。ブランドン・ドルーリーの適時打とマイク・ムスタカスの一発で4点を挙げ勝ち越すと、計4投手の継投で逃げ切った。

試合はエンゼルスが4-1で制して、ジャイアンツに連勝。大谷は2年連続となる10勝目を挙げた。2年連続で2桁勝利、2桁本塁打を達成するのはメジャー史上初のこと。この偉業達成を受け、サラ・ラングス記者は自身のSNSに。「投手として10勝以上を挙げた選手のシーズン最多本塁打数」を掲載。これによると、今季の大谷40本塁打(10勝)、昨季の大谷が34本塁打(15勝)に対し、1918年ベーブ・ルースは11本塁打(13勝)、1931年のウェス・フェレルは9本塁打(22勝)。大谷の記録がいかに驚異的なものかが、明らかになった。

さらに同記者は、「2年連続で大谷は10勝以上、かつ15本以上の本塁打を打っている。そして15本塁打が下限だ。昨季は34人、今季はこれまでのところ40人(が到達)。投手として10勝を挙げたなかでシーズン中に2番目に多い本塁打を打ったのは、1981年のベーブ・ルースで11本だ」と投打ともメジャートップの大谷を絶賛した。

ポストシーズン争いで依然7ゲーム差と崖っぷちのエンゼルス。この連勝から流れを変えて、大谷が望む「ヒリヒリした9月」を迎えることができるのか。エンゼルスと大谷の戦いに注目が集まる。

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文●SPREAD編集部