【MLB】「大谷翔平に殺されかけた」ジャイアンツ右腕が語る恐怖体験 高速打球が顔面付近を通過「見えなかった」

 

【MLB】「大谷翔平に殺されかけた」ジャイアンツ右腕が語る恐怖体験 高速打球が顔面付近を通過「見えなかった」
エンゼルスの大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

7日(日本時間8日)の試合でロサンゼルス・エンゼルスを8-3で破り、連敗を「2」で止めたサンフランシスコ・ジャイアンツ。先発したローガン・ウェッブは試合後、2安打を許した大谷翔平について「彼はメジャー史上もっとも才能に恵まれた選手だ」と称賛した。米メディア「NBC BAY AREA」などが伝えている。

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■「本塁打を打たれなければ良い日」

ジャイアンツの先発は今季すでに9勝を挙げているエース右腕ウェッブ。この日は白星こそ付かなかったものの、5回2/3を2失点でまとめた。注目された大谷との対戦は3打席あり、1打席目は中前打、2打席目は一ゴロ、3打席目は右中間への二塁打という結果に。2安打を許し、「対・大谷」という点では完敗したものの、試合後のウェッブはにこやか。「大谷に本塁打を許さなかったということは、それだけで良い日だったと思うんだ」と話し、笑顔の理由を説明した。

■打球音聞いて「危ない」と察知

3打席目に浴びた強烈な二塁打は打球速度106マイル(約171キロ)を計測し、ウェッブの顔面近くを通過。この瞬間についてウェッブは「彼は6回の打席で私を殺しかけた。打球は見えなかったけど、打球音を聞いて、(顔に)近くて危ないと分かったんだ」と振り返り、肝を冷やしたことを明かした。

その後もウェッブは「彼は唯一無二の存在。メジャー史上もっとも才能のある選手だ。打席に入るだけで存在感がある」と評し、最後まで大谷に賛辞の言葉を贈り続けていた。

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文●SPREAD編集部

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