ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は26日(日本時間27日)、敵地でのニューヨーク・メッツ戦に「2番DH」で先発出場。
初回に先制の好機を演出する二塁打、2回に適時三塁打、4回に四球出塁から二盗、三盗と躍動するなか、第1打席にファウルボールで敵地ビジョンを破壊したシーンが話題となっている。
◆【実際の映像】大谷翔平の大飛球ファウルが右翼2階席の電光掲示板に直撃し、ボードの一部が……
■「メッツ加入後に初任給から天引き」
初回1死走者なしの第1打席、相手先発カルロス・カラスコが投じた7球目の内角スライダーを片手一本で打ち抜くと、打球は高々と上がり、右翼ポール際へ。惜しくもファウルとなった大飛球は、敵地シティ・フィールドの右翼2階席にある電光掲示板に直撃。ボードの一部が破壊され、映らなくなってしまった。
ニューヨークの放送局『SNY』は公式X(旧Twitter)で動画を公開し、メ軍ファンからは「宣伝効果があった」「メッツに加入したら初任給から引きます」などと好意的なコメントが寄せられた。
また、エンゼルスの地元放送局『バリー・スポーツ・ウェスト』のレポーター、エリカ・ウェストンさんは自身のXに「あと少しでホームランだったけど、右のビデオボードへ外れてファウルボール」というコメントと共に大型ビジョンの写真を投稿。そこには「ショウヘイに請求書を送ります」と、敵軍からのユーモア溢れるメッセージが添えられていた。
大谷はこの試合で3打数2安打1打点、2盗塁の活躍を見せ、チームの連勝に貢献。9回の第5打席には敬遠で敵地ファンの大ブーイングが起こるなど、ニューヨーカーたちを魅了している。
◆【実際の画像】大谷翔平にビジョンを破壊された敵地スタジアム「ショウヘイに請求書を送ります」のメッセージ
◆「走る走る走る」大谷翔平、二塁打→“リスタート”先制ホーム→三塁打→二盗→三盗とダイヤモンドを駆け回る
◆「投手NGも足で稼ぐ」大谷翔平、マルチ盗塁を決め「トリプルスリー」に“M11” イチローも未達の偉業へ現実味
文●SPREAD編集部