【今週の決戦】“月間打率.361”DeNA牧秀悟、首位阪神の独走阻止なるか 木浪聖也との「8月好調対決」にも注目

 

【今週の決戦】“月間打率.361”DeNA牧秀悟、首位阪神の独走阻止なるか 木浪聖也との「8月好調対決」にも注目

29日から、阪神甲子園球場で阪神タイガース横浜DeNAベイスターズの2連戦が行われる。

阪神は貯金「27」のセ・リーグ首位 、DeNAは貯金「2」の3位。3カード連続勝ち越し中で長期ロードを終えた阪神に対して、DeNAが敵地で意地を見せられるか。今季対戦成績は阪神が13勝7敗とリード。優勝マジック「21」が点灯している中での対戦となる。

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■8月絶好調のふたりがキーマン

阪神は木浪聖也に注目だ。

今季ここまで105試合に出場して打率.287、1本塁打、35打点と堅調も、8月は21試合に出場してリーグ2位の月間打率.351(74打数26安打)をマーク。8月は3度の猛打賞含む5度のマルチ安打、DeNA戦での今季対戦打率.349も注目すべき数字だ。「8番遊撃」が定位置。この男が下位打線で好調をキープすることで打線が繋がっている。

対するDeNAの注目は牧秀悟だ。

今季、ここまで115試合に出場して打率.298、22本塁打、81打点。8月は24試合に出場してリーグトップの月間打率.361(97打数35 安打)をマークしている。8月は2度の猛打賞含む9度のマルチ安打と好調で、今季阪神戦も対戦打率.347の好相性を誇っている。「4番二塁」として、今カードでも快音を連発できるか。

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阪神は8月の23試合で18勝5敗、勝率.783と大躍進。1964年8月、68年8月、そして今年5月と過去3度マークした月間最多勝利数の球団記録に「あと1勝」に迫っている。今カードで2連勝すれば球団記録を更新、月間20勝の大台に乗せる。試合のゆくえは、8月絶好調の「木浪vs.牧」、どちらのバットが火を吹くかにかかっている。

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提供●Baseball Times