【MLB】大谷翔平、今季の”自己最速記録”更新の191キロ弾丸適時打で打点王まで「3」差に 14度目の猛打賞も“なおエ”

 

【MLB】大谷翔平、今季の”自己最速記録"更新の191キロ弾丸適時打で打点王まで「3」差に 14度目の猛打賞も“なおエ”
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は29日(日本時間30日)、敵地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦に「2番DH」で先発出場。

9回の第5打席で右中間への適時二塁打を放ち16日(同17日)のテキサス・レンジャーズ戦以来11試合ぶりの猛打賞をマークした。チームは7―12と大敗したものの、大谷は5打数3安打2打点と大活躍だった。

◆【実際の映像】大谷翔平、”あっという間に”右中間到達! 今季自己最速の191キロ弾丸適時打で意地見せる

■今季自身最速の191キロ弾で「94打点目」

前日は試合にこそ敗れたものの、先制点のきっかけとなる中前打を放つなど、4打数1安打1四球と存在感を見せた大谷。この日も、序盤から力強く味方打線を後押しした。

初回の第1打席は三邪飛に打ち取られた大谷。しかし同点、3回1死二塁の第2打席、大谷は相手先発の元同僚マイケル・ローレンゼンの外角低めチェンジアップに食らいつく。ホームベースのすぐ近くに叩きつけられた打球は三塁線に沿って転がり、ローレンゼンがそれを捕球するも一塁への悪送球。二塁走者がホームに生還し、大谷は二塁ベースに到達した。ワンヒット・ワンエラーの判定により大谷に打点はつかないが、チームに一時勝ち越しの得点をもたらした。

続く1点リードの5回1死三塁の好機で迎えた第3打席では、ローレンゼンから右前適時打を放ち三塁走者がホームイン。貴重な追加点を挙げた。

その後6回から8回にかけて10失点を許し逆転されたエンゼルス。大谷は7点を追う9回2死二塁の場面で迎えた第5打席、4番手アンドルー・ベラティの3球目フォーシームを捉えると、打球速度118.6マイル(約191キロ)の弾丸ライナーが右中間へ。この長打で二塁走者がホームに還り、意地の追加点をもたらした。

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またこの一打で、今季の自身最速記録を118.3マイル(約190キロ)から更新。MLB公式データサイト『Baseball Savant』によると、最速118.6マイルはマット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)、ジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)と並ぶとした。

この試合で大谷は5打数3安打2打点で打率.307。

2打点を挙げた大谷は、今季94打点目をマークし、ア・リーグトップ、ヒューストン・アストロズのカイル・タッカーまであと「3」に迫っている。

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文●SPREAD編集部