ロサンゼルス・エンゼルスは16日(日本時間17日)、大谷翔平が今季の残りシーズンに出場しないことを発表した。
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■エンゼルスが野手終了も発表
大谷は4日(同5日)、試合前の打撃練習で右わき腹を負傷。11試合連続で欠場が続いており、フィル・ネビン監督と状態を確認しながら復帰の時期を探ってきた。
しかし、右わき腹の故障でIL(故障者リスト)入りすることが正式に決まり、今季欠場が決定。近くに右肘の手術も行われる可能性が明かされた。
米メディア『ジ・アスレチック』のエンゼルス番記者を務めるサム・ブラムは自身の公式X(旧Twitter)で、エンゼルスの決定を伝え、今後についても言及。
「(今季終了で)彼のエンゼルスでのキャリアは最後になるかもしれない。彼はシーズン終了後にフリーエージェントになるだろう」を今オフFAになり、去就も注目を集める大谷にとっては最後のシーズンになる可能性を示唆している。
大谷は2023年シーズン、野手としては135試合に出場。打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁の成績。また、投手としては23試合に登板し、10勝5敗、防御率3.14。132イニングに登板し、167三振を記録。本塁打はリーグトップを走り、ア・リーグのMVP獲得も有力視されている。
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文●SPREAD編集部