■精神力も一流に進化した・佐々木音憧

佐々木音憧/ランで見せたギャップ越えのフロントサイドノーズブラントスライド 撮影:小嶋勝美
JSL第1戦を優勝、第2戦で準優勝を飾り、9月にスイスで行われたパリオリンピック予選ローザンヌ大会でも準優勝と、絶好調の佐々木音憧が予選をトップ通過。
予選2位の山附明夢に9点以上差をつけての決勝進出となった。

佐々木音憧/ランの最後に見せたビガースピンフリップボードスライド
撮影:小嶋勝美
開催場所であるDELIC SKATEPARKで日々技を磨いている佐々木は、決勝のラン2本目でその実力をいかんなく発揮し、高難度トリックを次々と決めてフルメイク(1つのミスなく滑ること)。
最後にはビガースピンフリップボードスライド(空中でデッキを横に450度、縦に1回転させてレールの上を滑り降りる技)を決め、この日最高得点となる91.50点を叩き出した。

佐々木音憧/ノーリーフロントサイド180 スイッチスミスグラインドリバート 撮影:小嶋勝美
ベストトリックではデッキの進行方向側を弾いて飛び上がるノーリー系のトリック(通常のジャンプとは異なるため難易度が高くなる)を中心に技を披露していく。
1本目ではノーリーヒールフリップ フロントサイドリップスライド(空中で縦にデッキを1回転させてからレールを滑り降りる技)で86.50点。
2本目ではノーリーフロントサイド180 スイッチスミスグラインドリバート(空中で180度回転してから、トラックと呼ばれる車軸を斜めにかけてレールに乗って滑り、降りる際に元のスタンスに戻す技)で89.67点と、立て続けに高得点を獲得。
最後の3本は決めきることができなかったが、最後までトップを守り続け、自身のホームとなるスケートパークで優勝を勝ち取った。
大技の引き出しはありながらも、昨シーズンのJSLではなかなか最後まで技を決めきることができないシーンが多かったが、今シーズンはしっかり大技を決きる精神力の強さを感じさせる滑りになってきているのが印象的だった。










