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【アルゼンチン共和国杯/穴ライズ】「チャックネイトより低評価は妙味」 前日“6人気”前後の刺客

 

【アルゼンチン共和国杯/穴ライズ】「チャックネイトより低評価は妙味」 前日“6人気”前後の刺客

■レッドバリエンテ

4カ月半ぶりとなった前走のムーンライトハンデは、外から力強い伸び脚で差し切り勝ち。道中はスローで、外々をまわった差し馬には厳しい流れとなったが、長くいい脚を使って勝利を掴んでみせた。着差以上に完勝で、本格化の気配を漂わせた。

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ハンデ重賞ということもあって、昨年の勝ち馬ブレークアップや、一昨年の3着馬フライライクバードなど、前走3勝クラス勝ちからいきなり通用するケースが見られるが、今年は本馬とチャックネイトがこれに該当。この2頭は今年はじめに長良川特別で対戦し、チャックネイトが勝利し、レッドバリエンテが2着に敗れている。ただ、差はわずかクビほどで、タイムも同じなら、力量は互角と判断していい。それでいながらこの人気なら、馬券的な妙味でリターンの大きいレッドバリエンテを推してみたい。

この中間は短期放牧を挟んで英気を養うと、ここを目標にうまく調整も進んでいる。昇級初戦で胸を借りる立場だが、前走から2キロ減のハンデ55キロなら、実績馬と互角以上の走りができていい。長い直線の東京コースもぴったりで、今の状態なら一発があると見た。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。