「自分の可能性を信じ切りたい」那須川天心、底なしの成長意欲で転向3戦目に意気込み 元世界王者からはKOのアドバイスも

 

「自分の可能性を信じ切りたい」那須川天心、底なしの成長意欲で転向3戦目に意気込み 元世界王者からはKOのアドバイスも
那須川天心 撮影:SPREAD編集部

日本スーパーバンタム級7位の那須川天心は11月30日、都内で行われた『エキサイトマッチSP』(12月11日放送・配信)の収録に参加したのち、記者らのインタビュー取材に応じた。

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■「まだ始めて1年。縮こまって終わりたくない」

番組では元ボクシング世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏らと、自身の転向後2戦目となるグスマン戦をフルで観戦しながら当時の心境を交えつつ解説した。

収録の後、自身の試合を解説した那須川は「めちゃくちゃかっこいいなと思いましたね、期待のできる選手だな」と大絶賛。「(グスマン戦は)1戦目に比べて練習してたことはほぼ全部出た。できなかったことは、繰り返し練習していくだけだなと。希望が見える試合だった」と振り返り、「伸びしろはまだまだあるので、次が楽しみ」と笑顔を見せた。

収録を通して長谷川からアドバイスを受けた那須川。なかでも「カウンターで効かせた後のまとめ方」が印象に残っているとし、「自分がやっていることがより明確に見えてきた。次戦は前回より面白い試合をしたいし、自分の可能性を信じ切りたい」と前を向いた。「まだ始めて1年ですから、縮こまって終わりたくない。その変化をお見せしたい」と、成長意欲は尽きない。

最後に待望の次戦についても言及。転向後3戦目は来年1月下旬、西のほうで開催されるとし、「地方やねん」と、方言でヒントを与え、取材陣の笑いを誘った。

グスマン戦で骨折した左拳については「違和感はちょっとある」としつつも「3日前からミットが打てるようになった。(今は)1日2時間くらいシャドーを。走り込みで体力を付けているので、練習してきたものを早く実戦で試したい。スパーリング以外も、常に試合想定してやってますから」と、意気込みは十分。果たして那須川は3戦目でどのような成長を見せてくれるのだろうか。

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(A.Kudo/SPREAD編集部)