【MLB】大谷翔平、強打者の称号「ハンク・アーロン賞」を受賞 日本選手初の快挙

 

【MLB】大谷翔平、強打者の称号「ハンク・アーロン賞」を受賞 日本選手初の快挙
大谷翔平(C)Getty Images

MLBは16日(日本時間17日)、今季最も活躍した打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」を発表した。

ア・リーグではドジャース大谷翔平投手が選出され、日本選手初受賞。ナ・リーグからはブレーブスロナルド・アクーニャJr.外野手が選ばれた。

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■打撃主要6部門でリーグトップに

大谷は今季打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066でア・リーグ本塁打王を獲得し、2度目のMVPにも選出。325塁打、78長打、出塁率.412、長打率.654など主要6項目でリーグトップに君臨した。

同賞は、当時歴代1位の通算755本塁打を記録したハンク・アーロン氏の功績を称え、1999年に創設。本塁打、安打数、打率、打点など総合的な攻撃力を評価基準とし、殿堂入り選手8名による選考委員会とファン投票の結果で両リーグから選ばれる。2021年にはア・リーグ部門でブラディミール・ゲレーロJr.内野手、22年はアーロン・ジャッジ外野手が獲得。大谷はファイナリストに残るも、過去2年連続で受賞を逃していた。

来季からドジャースでプレーする大谷は、アクーニャJr.を始め、ナ・リーグ2冠王のマット・オルソン内野手や同僚のムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手ら強力なライバルたちと各賞を争うことになる。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)