女子レスリング・中村未優の性格は”虎”と”猫”!使い分けるオンとオフ…大学生としてのキャンパスライフも

いよいよ開催を来年に控える東京オリンピック。そのなかで、出場の権利を得る為に険しい道を歩まなければならない競技の1つがレスリングだ。国内での競争が非常に激しく、世界を見てもレベルの高い選手たちが揃っている。

なかでも女子50kg級というのは、強豪選手が多く集結している事を皆さんはご存知であろうか。オリンピック本大会よりも日本代表権利の争いの方が熾烈という状況である。

その階級で今注目を集めている若手の選手がいる、その名も「中村未優(Sports Design Lab)」

世界最速と言われているアタックと持ち前の持久力で中学時代から頭角を現し、インターハイや世界ジュニア選手権で優勝を果たすなど、来年の東京オリンピックでのメダル獲得に期待がかかる。実は中村選手、現在マーケティングを専攻している大学生でもある。

今回はそんな中村選手にインタビューを実施。後編でもある本記事では、自身の性格や大学生活などの内容をお届けする。

>インタビュー前編はこちら

※取材日は2019年3月下旬

これまでなかった出会いから刺激を受けている大学生活

前段でも述べたが、中村選手はマーケティングを専攻している大学生でもある。大学の運動部に所属して競技活動を行う一般的な大学生アスリートとは異なり、独自の環境を構築してオリンピックを目指している。

そのため体育会学生としての優遇は受けずレスリングに真摯に打ち込みながら、学業にも励んでいる。

高校時代までは「自分と同じように部活動を一生懸命やっている境遇の人たちと仲が良かった」と振り返った。大学に入学してからは様々な出会いも多くあり、楽しいという。

「大学では違う部活の人や頭がいい人、自分とは全く違う領域を極めている人など多様な人たちと交流ができて、とても楽しい毎日を過ごしています。自分が知らない事を知る事ができたり、今までとは全く違ったコミュニティーの中にいる事ができたりするので刺激を受けています

「自ら積極的にコミュニケーションを取るタイプではないのですが、話し掛けてもらって色々と話すと意外な部分で共通点があったり、自分とは違う部分があったりするのも面白いですね」

同じ大学のスポーツ選手との交流

中村選手は様々なスポーツで強豪と言われる埼玉栄高校出身。高校時代は「競技は違っても周りが部活を頑張ってきていた人たちばかりだったので、アスリートとしての苦しみとかを共有したりしていました」と懐かしむ。今でも友人とはNTC(ナショナルトレーニングセンター)などでバッタリと会って、昔話に花が咲くという。

現在は時より大学の友達がご飯会を開いてくれて、他競技の選手とも交流があるとのこと。

たまにですが、友人が企画してくれて他の競技の子達と一緒にご飯を食べたりしていますね。初対面の人が多かったりしますが、すぐに打ち解けて仲良くなれます」 

自分自身の性格は一言で表すと「虎」と「猫」

「自身の性格は?」と聞くと、「レスリングをしている時とそうでない時で全く違います」と笑いながら答える。「虎」と「猫」という動物に例えて、詳しく教えてくれた。

普段は猫みたいな性格で、レスリングになると虎ですね。特に虎という部分に関しては両親や友達、対戦相手にも言われたりします。また、海外の方が試合風景を動画にアップしていたのですが、そこにもタイガーって書かれていました(笑)

どうして虎と言われているのか。その理由として彼女が挙げたのは、「レスリングに集中している時は怖いと言われているから」。

今まで怪我が多かったのもあり、それを防ぐ為に練習前や試合前は人と話さずに集中しています。自分と会話をしている感じですね。そういう姿もあって周りからは怖いと言われているし、そう見られているのかもしれません」

しかし、レスリングから離れると普段は猫みたいな性格だと語る中村選手。1人の時間が好きで、1人でいる事が好きだと言うが、気を許した相手には心を開くそうだ。

犬のように自らアピールして向かっていくような感じではなくて、仲の良い人には心を開いて近寄っていく感じですね(笑) 基本甘えん坊な性格ですけど、限られた人にしか見せたりしません」

戦う時と普段とで、全く違う表情を持っている中村選手。

よく「オン」と「オフ」という言葉をスポーツ選手はよく使うが、そういったしっかりとした切り替えのスイッチが備わっているのも、彼女が強い理由の1つなのかもしれない。

プロフィール

  • 生年月日:1998 年7月 13 日
  • 出身地:埼玉県
  • 出身クラブ・出身校 :埼玉・PUREBRED 大宮出身。埼玉・埼玉栄高卒
  • 身長:153cm

≪文・取材・撮影≫鳴神富一

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