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【エプソムC/血統展望】昨年は3着まで独占 “欧州の首領”が躍動するレースで狙いたい馬は

【エプソムC/血統展望】昨年は3着まで独占 “欧州の首領”が躍動するレースで狙いたい馬は

今週末は、第41回エプソムC(GIII、東京芝1800m)が行われる。

昨年のセントライト記念を制したリアルスティール産駒レーベンスティール、久々の実戦復帰となるドリームジャーニー産駒の古豪ヴェルトライゼンデ、本レースと好相性のディープインパクト産駒トゥデイイズザデイなど、多彩な血統構成の馬が集結。

ここでは、馬券検討のヒントとなる「血統」で本競走を攻略する。

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■梅雨時のレースで“欧州の首領”が躍動

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例年、梅雨時に開催されるエプソムC。単純に開催当日に雨が降って馬場が重くなることも多ければ、当日は良馬場だったとしても前の週までの雨中開催の影響を引きずって結局パワーや馬力が求められることもしばしば。

梅雨時の芝でパワーやタフネスが求められるという点で浮上するのが“欧州の首領”サドラーズウェルズ。

近年のエプソムCにおいてサドラーズウェルズを内包する馬が存在感を増しているのは注目に値する傾向で、2014年以降だと【4.1.2.13】で勝率20.0%、複勝率35.0%をマーク。特にここ数年での躍進は目覚ましく、21年ザダル、22年ノースブリッジ、23年ジャスティンカフェと3年連続で勝ち馬を輩出しているうえ、昨年はサドラーズウェルズ内包馬のワンツースリー決着だった。

以前はオペラハウス直仔やフレンチグローリー産駒などサドラーズウェルズが近い代にいる馬ばかりだったため、さすがに梅雨時の東京でもスピード不足で勝負にならないというパターンが多く、実際に2013年以前のエプソムカップにおいてはサドラーズウェルズ内包馬は【0.0.0.21】で全く馬券になっていなかった。

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ただ代を経て他の血統との交配が進みスピード成分を補給できたため、逆にサドラーズウェルズのスタミナがいいアクセントとして機能するようになったということだろう。

■トゥデイイズザデイはエプソムCの注目パターンに合致

今回注目したい配合は、サドラーズウェルズ内包馬。その該当馬としてトゥデイイズザデイをピックアップする。

父はディープインパクト。母キトゥンズクイーンはアメリカのGIダイアナS(芝1800m)で3着の実績がある。

冒頭でサドラーズウェルズ内包馬が強いという話をしたが、この馬は母父キトゥンズジョイがサドラーズウェルズ系。注目パターンに合致しているのは心強い材料だ。

重馬場だった中山芝1600mの2勝クラスをインパクトのある内容で勝ち切っているのも好感。出遅れて最後方から直線だけでケリをつけたあのレースを見ると、渋った馬場になるのは歓迎のクチに見える。

母のキトゥンズクイーンがサドラーズウェルズに加えてロベルトのクロスを抱えるため、ここからいい塩梅でパワーを手に入れたのだろう。確かに良馬場の切れ味比べだとディープ産駒のトップ層には及ばないかもしれないが、その分パワーの要る馬場への適性をゲットしたようなイメージだ。

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適度な切れと馬力・タフさを両立させている印象で梅雨時のエプソムCへの適性は高いと見る。狙ってみたい1頭だ。

あとは枠と週末の馬場コンディションを見つつ、最終結論に至りたい。

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著者プロフィール

ドクトル井上
【重賞深掘りプロジェクト】血統サイエンティスト。在野の血統研究家。旧知のオーナーを中心として、セリや配合のコンサルティング業務を請負中。好きな種牡馬はダノンレジェンドとハービンジャー。苦手な種牡馬はMore Than Ready。凱旋門賞馬Ace Impactの血統表は芸術品なので、ルーヴル美術館に収蔵されるべきとわりと本気で考える三十路の牡馬。

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