今週は東京競馬場でエプソムC(芝1800m)が行われる。過去には421万馬券も飛び出したレース。各世代間の能力比較も重要なファクターと言える。
ここでは、過去10年からトゥデイイズザデイとヴェルトライゼンデにフォーカスしたデータを取り上げる。
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目次
トゥデイイズザデイに「2.1.0.2」の好データ
前走谷川岳S2着から臨むトゥデイイズザデイ。目下3戦連続馬券内の安定感はメンバー中随一と言えるだろう。今回は重賞への格上げで近走のパフォーマンスを維持できるかがカギとなるが、不安要素をシャットアウトするのが以下データだ。
・前走1800m以下のオープンクラス連対から臨むディープインパクト産駒【2.1.0.2】
エイシンヒカリ、サトノアラジンなどのちのGI馬もこれに該当。昔からディープインパクト産駒との相性が良いレースだが、そこに前走1800m以下のオープンクラス連対から臨むローテーションを掛け合わせることで信頼度は増す。
なお、今回の鞍上に指名された津村明秀騎手は池江泰寿厩舎とのコンビで馬券内率42%。複勝回収値は140オーバーと、配当妙味と軸信頼度を兼ね備えた“隠れエース騎手”だ。イクイノックス、ドウデュースらを輩出の強い5歳世代からまた1頭、重賞ウイナーが誕生する可能性は考えるべきだろう。
■ヴェルトライゼンデに【0.0.0.39】の向かい風
トゥデイイズザデイとは対照的に“0%データ”に該当してしまったのがヴェルトライゼンデだ。コントレイル世代の1頭として日本ダービー3着、ジャパンカップ3着と一線級のメンバー相手に善戦。積み重ねた実績は最上位と言えるが、古豪復活の可能性に「NO」を突き付けるデータとは?
・年齢7歳以上かつGI連対歴なし【0.0.0.39】
馬券内馬ゼロの“0%データ”に抵触。唯一馬券内を確保したダークシャドウは過去に本レース勝利実績がある舞台巧者かつ、天皇賞・秋2着馬。GI実績ではこの馬も負けていないが、距離適性の面でワンランク落ちる点は否めない。
前述のGI2レースをはじめ、左回りでは大崩れのないヴェルトライゼンデ。それでも今回は約1年2カ月ぶりの実戦に加えて3歳春以来の芝1800m戦、さらには年齢と条件面でマイナス材料が重くのしかかってしまった。古豪復活のシーンを見てみたい気持ちを今回はグッと堪え、ここは思い切って“消し”の選択に振り切っても良いのかもしれない。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















