16歳・張本美和が見せた“復活劇”に称賛「卓球界での驚異的な才能」 メダル獲得の立役者に、中国戦で求められる救世主の働き【パリ五輪2024】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

16歳・張本美和が見せた“復活劇”に称賛「卓球界での驚異的な才能」 メダル獲得の立役者に、中国戦で求められる救世主の働き【パリ五輪2024】
張本美和(C)Getty Images

パリ2024オリンピック」の卓球競技は7日(日本時間8日)、女子団体の準決勝が行われ、第2シードの日本はドイツと対戦。3-1で勝利し決勝進出を決め、4大会連続のメダルを確定させた。

この試合でシングルス2点起用され勝利に導いたのが張本美和(木下グループ)。最年少で重要な役割を担う16歳に称賛の声が集まっている。

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■エース早田が負傷のなか奮闘

メダルをかけた戦いに挑んだ日本は1番手のダブルスに早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)の黄金世代コンビを3試合連続起用。

3-1勝利で2番手のシングルスで出場した張本美は、アネット・カウフマン相手に苦戦を強いられると0-3でまさかのストレート負け。それでも平野が勝利して迎えた4番手ではシャン・シャオナ相手に落ち着きを取り戻し、3-0で勝利。最後の第3ゲームは11-0と圧巻の試合内容で、自身初の五輪でメダル獲得に導いた。

国際卓球連盟(ITTF)公式サイトでは、張本の活躍に対して「16歳のセンセーションがドイツ相手の勝利に導いた。ハリモトは2024年のパリ五輪における最年少のメダリストとなり、卓球界に現れた驚異的な才能を披露した」とプレッシャーがかかる舞台での働きに評価を与えた。

日本は韓国に勝利を収めた中国との決勝を迎える。エースの早田がシングルスで負った左手首の負傷の影響が心配されるなか、大一番でも張本が救世主になれるのかは注目が集まる。

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