【毎日王冠/穴ライズ】想定“10人気”前後に漂う妙味 開幕週の馬場で更に強化される「ハイレベル前走」で証明した適性

【毎日王冠/穴ライズ】想定“10人気”前後に漂う妙味 開幕週の馬場で更に強化される「ハイレベル前走」で証明した適性

第75回毎日王冠(10月6日/GII・東京芝1800m)は近年比較的穏やかな配当が続いているが、10年前は8人気エアソミュールが1着となり3連単で38万馬券が出るなど、以前は波乱含みの重賞だった。歴史は繰り返すもの。特にメンバー間の力量差が大きくない今年は、穴馬台頭となるかもしれない。

本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「ニシノスーベニア」を取り上げる。

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■ニシノスーベニア

6月に行われた前走のエプソムCでは、初めての1800m挑戦ながら2着に好走。それまでのキャリアではマイル以下しか経験がなく、距離延長に伴うペースの違いからか、道中で行きたがる面が見られたが、なんとか我慢して最後には力強い伸び脚を見せている。初距離で新たな一面を感じさせたレースだった。

さらに、同レースの勝ち馬レーベンスティールは今秋のオールカマーを制覇し、5着だったアルナシームも次走の中京記念を優勝。6着グランディアは函館記念で2着と、その後の重賞で好走する馬が多数。相手に恵まれたわけではなく、このレースがハイレベルだったことは間違いない。これらの実力馬と互角に戦えたことから、今回のメンバーに入っても十分にチャンスだろう。

開催終盤だった前走とは異なり、今回は開幕週で馬場状態が良好。高速化が予想されるため、マイル戦で培った追走力が活き、よりスムーズに流れに乗れるはず。また、古馬になってからの9戦で掲示板を外したのはわずか1回のみという安定した成績から、大崩れすることもなさそう。人気に関わらず、押さえておきたい存在だ。

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