【ドバイワールドC/馬単3点】フォーエバーヤングは“世界制圧”への通過点か 前走完敗組の大駆けに要警戒

フォーエバーヤング/2024年ジャパンダートクラシック(写真:SPREAD編集部)
フォーエバーヤング/2024年ジャパンダートクラシック(写真:SPREAD編集部)

日本時間6日深夜、UAE・メイダン競馬場にて、ドバイWCデーが行われる。今年は7競走に、日本から大挙25頭が参戦。ここでは、ラストを飾るメイン競走、第9レースドバイワールドC(GI、ダ2000m)を攻略する。

◆【ドバイワールドカップ2025予想/買い目】巻き返し期待の相手に馬単3点、ヒモ荒れ候補に“想定6人気以下”をピックアップ

■フォーエバーヤングから相手探しの一戦

日本の総大将、フォーエバーヤングの1強ムード。前走のサウジCでは、ロマンチックウォリアーと歴史に残るマッチレースを制して優勝。最新の世界ランキングで首位に立ち、レーティング128は、今回の出走メンバーではダントツの数字で、普通に走ってくれれば、負けることは想像できない。

そのサウジCでの激闘で、さすがにダメージは色濃く、どこまで疲労が回復できているか。また、過去にサウジCとドバイWCを連勝した馬はおらず、そのあたりが懸念材料だが、今年は例年よりもドバイWCデーは1週間遅く開催され、前走から中5週と余裕を持った日程になった点は好材料。昨年もサウジダービー→UAEダービーを連勝しており、2か国の転戦を経験している点も強みだ。

ライバルと目されていた昨年の覇者、ローレルリバーが出走を回避し、ダート大国米国勢も手薄なメンバー。他の日本勢3騎も、前走のサウジCで大差をつけており、逆転までは厳しいか。ここは素直に、フォーエバーヤングから相手探しの一戦となる。

■地元UAE勢が最有力の対抗馬か

地元UAEのインペリアルエンペラーが、フォーエバーヤングと初対戦という意味では魅力のある1頭。芝ではあまり振わなかったが、4走前にダートに矛先を変えてからは、3勝2着1回と安定した成績を出してきた上がり馬。

前々走のGI・アルマクトゥームチャレンジでは、同厩のウォークオブスターズに完敗したが、今回と同舞台の前哨戦、アルマクトゥームクラシックでは8馬身1/2差で快勝し、勢いに乗っている。舞台適性の高さと、先行力を活かして、どこまでフォーエバーヤングに迫れるか。

Advertisement


そのアルマクトゥームチャレンジを快勝したウォークオブスターズは、サウジCでも注目を集めたが、先手を奪ったものの12着に大敗。しかし、ロマンチックウォリアーに早めに捲られるなど、逃げ馬にとっては辛い展開だった。

今回は落ち着いた頭数で、同型も不在なら、楽に単騎で逃げることができそう。ワンターンの1800mよりも、コーナー4つの2000mのほうが適性は高そうで、走り慣れたメイダンに戻れば、本来のパフォーマンスは期待できる。

■サウジC完敗から大駆けの可能大

日本勢の他3頭は、すべてサウジCからの転戦。フォーエバーヤングさえいなければ、ここでも主役を張れるような存在だが、今回ばかりは分が悪いか。

一昨年の当レース覇者ウシュバテソーロは、これがラストランの予定。昨年も2着に入っているように、メイダンは相性の良いコース。サウジCでも堅実な末脚で3着を確保しており、8歳を迎えても衰えは見られない。展開に注文は付くが、馬券圏内の可能性は十分だ。

昨年のドバイWCは4着に善戦したウィルソンテソーロ。前走サウジCも4着に健闘し、安定した戦績を残しているが、勝ち味に遅い点はウシュバテソーロとの比較では見劣る。大きな変わり身を見せないと厳しい戦いとなりそうだ。

サウジCでは、日本馬の中で最後方の6着に完敗したラムジェットだが、発馬がいまひとつで、追っつけ気味の追走と、スムーズなレースができなかった。海外競馬も2戦目で慣れも見込めるし、メイダンの馬場にフィットすれば、同期のフォーエバーヤングに肉薄できる力は持っている。