格闘技団体「RIZIN」は9日、東京ドームシティアトラクションズで会見を開き、5月4日に東京ドームで開催する「RIZIN男祭り」の朝倉未来の対戦相手を前フェザー級王者の鈴木千裕だと発表した。
鈴木は3月30日に香川県で行われた「RIZIN.50」でカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)と対戦。両者とも流血しながらの激しい打撃戦の末、判定1-2で敗れた。鈴木はダメージも見られたが7日には「気持ち身体もリフレッシュ出来た!(中略)イナズマスピリット帰って来たぜ」と万全をアピールしていた。
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■朝倉未来が約9カ月ぶりの再起戦へ
朝倉は2024年の大晦日大会で、格闘技復帰と平本蓮との再戦を発表。その後右肩に全治6カ月の負傷を負った平本の欠場が決まり、対戦相手が誰になるのかファンの間で様々な憶測が飛び交うなど話題を集めた。
朝倉は昨年7月に行われた「超RIZIN.3」で格闘技引退をかけて平本と対戦し、1ラウンド2分18秒でTKO負け。一時は引退も囁かれたが、大晦日大会で格闘技復帰を宣言。今回は平本戦以来、約9カ月ぶりの再起戦となる。

朝倉未来、鈴木千裕(撮影:SPREAD編集部)
対する鈴木は30日のダウトベック戦後に「ちょっとだけでいいので、自分と向き合う時間がほしいです」と充電期間を設けたいとしていたが、7日には自身のSNSで「気持ち身体もリフレッシュ出来た!拳も足も打撲でしたが完治!何もしない退屈な時間はもう飽きた!イナズマスピリット帰って来たぜ」と心身ともに回復したことを報告している。
両者がどのような試合を見せてくれるのか注目だ。
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