昨年は14番人気のテンハッピーローズが制し、3連単91万6640円が飛び出たヴィクトリアマイル。前走1着馬は【0-3-1-33】という傾向から波乱の傾向にあり、前走敗戦の馬に盲点が潜む。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「ミアネーロ」を取り上げる。
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■ミアネーロ
3歳春にフラワーCを制し、牝馬三冠ロードに駒を進めた同馬だが、オークスは14着、秋華賞は6着。その後、ターコイズSは1番人気、中山牝馬Sは2番人気と支持されるも、いずれも8着と結果を出せないまま伏兵扱いで本番を迎える。
ただ、振り返るとターコイズSはスタートで出負けし、その後も他馬と接触し後退。直線も手応えはあったが前が開かず、全く競馬になっていなかった。続く中山牝馬Sも課題のゲートでタイミングを逸し大きく出負けと、近2戦はレースにほとんど参加しておらず度外視レベルにある。
中間は二度の発馬練習をクリアし、スタートに定評のあるM.ディーを鞍上に迎えた今回。ゲートさえ克服できれば、過去10年で最多5勝を挙げる3枠から流れに乗り、馬券内突入の可能性はゼロではない。一気の人気落ちが濃厚のここで一発ありと見た。
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