張本美和&早田ひなら日本女子4選手が16強入りなるか 張本智和と戸上隼輔の“注目同士討ち”が3回戦で実現【世界卓球2025】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

張本美和&早田ひなら日本女子4選手が16強入りなるか 張本智和と戸上隼輔の“注目同士討ち”が3回戦で実現【世界卓球2025】
張本美和、張本智和(C)ITTF

卓球の世界一を決める「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」は21日に5日目を迎え、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの各試合が行われる。

各種目で日本勢が奮闘を見せているなか、メダル獲得をかけた争いも視界に入り注目を集めている。

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■吉村、大藤ペアはメダル確定狙う

混合ダブルスで準々決勝に挑むのが吉村真晴(SCOグループ)、大藤沙月(ミキハウス)ペア。石川佳純と獲得した2017年大会の金メダルをはじめ、3度のメダルを誇る31歳吉村と初出場の21歳大藤が組むペアはパリ五輪で銀メダルの李正植、金琴英(北朝鮮)を下して8強入り。

迎える相手は第1シードの林詩棟、蒯曼(中国)と簡単な相手ではないが、好相性を見せる10歳差ペアが中国超えを果たして今大会の日本勢メダル第1号なるかは注目。

大藤沙月、吉村真晴(C)ITTF

女子シングルスでは、張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)、伊藤美誠(スターツ)、大藤の4選手が3回戦へ。張本美は昨年のアジア卓球選手権のシングルス決勝で戦い敗れた金琴英との戦い。金メダル獲得を目標に掲げるなか、ダークホースを退けてベスト16進出なるか。

また、男子シングルスでは張本智和(トヨタ自動車)と戸上隼輔(井村屋グループ)が3回戦で激突する。両者は全日本選手権の決勝で過去何度も激闘を繰り広げるなど切磋琢磨してきた。ドーハの地で実現する注目の同士討ちの行方には注目が集まる。

ほかには張本智、松島輝空(木下グループ)が組む男子ダブルス、大藤、横井咲桜(ミキハウス)ペア、張本美、木原美悠(個人)ペアが組む女子ダブルスなどが3回戦を迎え、勝利すればメダル決定戦にあたる準々決勝へ駒を進める。表彰台に向けた戦いも視界に入ってきたなか、日本勢の戦いぶりには注目が集まる。

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