【エプソムC/追い切りジャッジ】コントレイルの2着の素質馬が青写真通り成長、前走以上の「A」評価

■アルジャンナ

【中間調整】膝のクリーニング手術明け2戦目だった前走・マイラーズCで、狭い馬群のなかから渋太く伸び2着。復調ぶりをアピールした。その後は短期放牧を挟み、距離最適と思えるエプソムC一本に絞って調整が進められている。気持ちは乗りやすいタイプのようで、単走オンリーでも問題なし。初時計だった5月19日の坂路追いでラスト1F12秒7(馬なり)と素軽く動くと、翌週26日には騎手騎乗だったとは言え2F12秒7-11秒9(馬なり)とさらに鋭く切れた。1週前追いの6月3日には序盤からしっかり出され4F全体で51秒2と自己ベストを更新。それでいてラストもタレず、1F12秒1(一杯)と豪快に伸びた。

【最終追い切り】1週前で負荷を掛けたのが実質の最終追い。関東への輸送を控える今週は馬なり調整となったが、目一杯追われた先週と同様の時計を叩き出している。陣営の想定より早い時計だが、これは今週の栗東坂路は時計が出やすいコンディションこともありオーバーワークではない。

【見解】心肺機能の鍛錬度という意味では前走も上々で、今回もほぼ同様だろう。しかし今回、気持ちの乗りと体の張り具合は前走を凌駕。前走以上の着順を意識できる状態と言える。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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