【エプソムC/追い切りジャッジ】2度目の重賞挑戦で初制覇を狙うシュリに「S」評価、心身ともに絶好の状態に

■シュリ

【中間調整】前走・谷川岳Sは4カ月ぶりの一戦。早めに先頭へ押し上げ、そのまま押し切ってオープンクラスでの2勝目を挙げた。その後は在厩を続け、重賞初制覇を狙ってエプソムCに向け調整されている。フレッシュなほうが走る傾向にあるので、しばらくは回復に務め、5月22日の坂路15-15が初時計。30日に強度を上げてバランス良く走れているのを確認すると、1週前追いの6月3日に気合いを入れられ4F51秒5-1F12秒0(強め)をマークした。行きたがる力みがあるのは相変わらずだが、終いの粘りを失っていないあたりは好感が持てる。

【最終追い切り】1週前追いで豪快な動きを見せており、この日は終いだけ重点に。それでも走りやすい馬場だったこともあるが、余力を十分残して4F52秒5(強め)という上々の時計をマークした。馬任せだけでも滑らかに加速できていたが、鞍上が最後の最後で味付けで促すと更にギアを上げて伸びた。精神面で相当研ぎ澄まされている雰囲気にある。

【見解】稽古駆けする馬なので好時計連発にそこまでのサプライズ感はないものの、終いに見せているやる気、気迫はかつてないレベル。馬体も大型ながら緩みなく、シャープに見せている。4カ月ぶりの前走も好仕上がりだったが、そこで勝利した反動はなく、心身ともにさらに上昇といった雰囲気。絶好の状態だ。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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