森保監督率いる新生サッカー日本代表は、始動から約1ヶ月が経過した。今月はパナマ、ウルグアイと対戦することが決まっている。
9月に行われたコスタリカ戦では、ロシアW杯で主力として活躍した海外組が招集されなかった。来年1月に行われるアジアカップに向けて、W杯主力組とコスタリカ戦で活躍した若手との融合が期待されるところだ。
低い下馬評で臨んだ日本代表
FIFAランク61位でロシアW杯に臨んだ日本代表。この順位は、ロシアW杯でもロシア(70位)、サウジアラビア(64位)に次ぐ下から3番目だ。
大会直前に指揮官であるハリルホジッチ監督が解任されるなど、世界から見ても下馬評は決して高くなかった。
しかもグループステージで対戦する3チームはそれぞれ、ポーランド(8位)、コロンビア(16位)、セネガル(27位)と強豪揃い。
国民からの期待もさほど大きくなかった。
運命を変えたコロンビア戦
そんな状況で迎えたコロンビアとの初戦。
開始早々に相手選手がレッドカードで退場し、PKを獲得して先制のチャンスを得る。
これを香川真司選手が落ち着いて決め、前回のブラジルW杯で圧倒された相手に先制。
その後同点とされるも、大迫勇也選手の値千金の決勝ゴールで見事雪辱を果たした。
難敵・セネガル戦もリードを許す苦しい展開ながら途中出場の本田圭佑選手の同点ゴールで勝ち点1を獲得。
2試合を終えて勝点4と上々の結果を残した。
グループリーグ最終戦のポーランド戦は先発を入れ替え、0−1で敗戦。
試合終盤の戦いに批判の声も集まったが、同時刻で行われていた試合でコロンビアがセネガルを下したため、僅差で決勝トーナメント進出が決まった。
日本代表の評価を高めたベルギー戦
決勝トーナメントでは、初のベスト8進出をかけ、優勝候補の一角として挙げられていたベルギーと対戦。
前半をスコアレスで折り返すと、後半開始早々に原口元気選手が技ありのゴールを決め日本が先制し、その直後に乾貴士選手が無回転ミドルシュートを決め2点のリードを奪った。
しかし、追い込まれたベルギーに地力の差を見せつけられ、後半アディショナルタイムに逆転を許し、敗戦。
それでもベルギーをあと一歩のところまで追い詰めた日本代表に、イタリアメディアやチェコメディアなど海外のメディアも大きく取り上げ、世界から称賛の声が相次いだ。
日本人選手個人の市場価値も上昇
W杯を終えて、得点を決めた乾貴士選手、原口元気選手、大迫勇也選手や、昌子源選手、酒井宏樹選手、柴崎岳選手などの活躍した選手の市場価値が上昇し、世界的に日本人選手に対する評価が高まった。
W杯メンバーに選出されるも出場機会のなかった選手や、惜しくもメンバー落ちをしてしまった選手たちも新たに海外に新天地を求めた。
特に先日のコスタリカ戦では中島翔哉選手、堂安律選手、南野拓実選手など若くして海外でプレーする選手が輝き、これからの日本代表を引っ張っていく役割が期待される。
W杯で活躍したメンバーと若い力がどのように融合していくのか、これからの試合が楽しみだ。











