【弥生賞/追い切り診断】“数字以上の推進力”に本気度漂う「S」の最高評価 古馬と併せて見応え十分の脚色

【弥生賞/追い切り診断】“数字以上の推進力”に本気度漂う「S」の最高評価 古馬と併せて見応え十分の脚色

第63回弥生賞ディープインパクト記念(8日/GII、中山芝2000m)には、朝日杯FS3着のアドマイヤクワッズ、東スポ杯2歳S3着のライヒスアドラー、京成杯4着のタイダルロックなどが出走予定。

本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ライヒスアドラー」を取り上げる。

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■ライヒスアドラー

初戦の同馬のパフォーマンスを一言で表すなら、やはり異常という表現がしっくりくる。新馬戦の超スローペースとはいえ、芝1800メートル戦で上がり11秒5-10秒8-10秒9というラップは容易に刻めるものではない。あの瞬発力を見る限り、同馬に備わるエンジンの質は相当なものだ。

皐月賞への切符をかけた今回、1週前はWコースで中山牝馬Sに出走するニシノティアモと古馬1勝クラスとの3頭併せ。6F82.8-66.4-51.8-27.4-11.1で駆け、結果は僅かに遅れたが、内容を見ると印象はむしろ逆である。体幹のブレないフォームで大きな完歩を刻んで進む力強い伸び脚。古馬と併せてこの脚色なら十分に見応えがある。最終追いもWコースで古馬と合わせて追走同入。折り合いを重視した内容ながら走りの質はむしろ整い、冬場でも状態の良さを感じさせる動きだった。

デビュー戦の上がり性能を振り返ると、同馬に搭載されているエンジンはやはり水準を大きく上回る可能性が高い。今回の調教では、その瞬発力に加えて体幹の安定と後肢の踏み込みがさらに噛み合い、走り全体の完成度が一段整ってきた印象を受ける。数字以上に推進力の質が際立つ内容で、気配面でも高いレベルにある。鋭さ満点の動きと心身ともに臨戦態勢もOK。本番出走の為にも、ここでの権利奪取は絶対条件。本気度に賭けるのも手。

総合評価「S」

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