今週は東京競馬場で安田記念(芝1600m)が行われる。アドマイヤズームら有力馬の回避もあり、今年はフルゲート割れでの開催となる。
ここでは、過去10年からガイアフォースとパンジャタワーにフォーカスしたデータを取り上げる。
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■ガイアフォースに“連対率75%”データ浮上
7歳馬ガイアフォースが4年連続の安田記念出走。これまで積み重ねたGI2着は3回を数えており、悲願達成に向けて力が入る一戦だ。7歳という年齢も気になるところだが、データが下したジャッジは?
・GII昇格後の富士S勝ち馬【1.2.0.1】
該当馬4頭中3頭が連対を確保。ソングラインにナミュール、セリフォスといった実績馬が得意舞台で順当に上位進出をはたしている。GII昇格後の富士S勝ち馬×安田記念は見逃せない高好走率データだ。
ガイアフォースについて補足すると、国内芝1600mのGIで先着された馬は7頭。ジャンタルマンタルやソングライン、ロマンチックウォリアーなど全頭がGI勝ち馬だった。古い歴史だが、過去の安田記念でトロットサンダーやブラックホークといった7歳馬の勝利あり。有力馬の回避で迎えた絶好のチャンスを逃したくないところだ。
■パンジャタワーに“勝率ゼロ”の逆風
4歳GI馬のパンジャタワーはどうか。前走高松宮記念は4着も、今回はGIを制した東京芝1600mが舞台。条件替わりでの巻き返しを期待したいところだが、今回はローテーションがネックとなる。
・前走高松宮記念で3着以下【0.0.1.7】
このなかには本レースを制した経験を持つインディチャンプも該当。1200→1600mの距離延長ローテを成功させることは容易ではなく、グランアレグリア級の能力がないと1着の席を奪い取るのは厳しいとのデータとなっている。
東京マイルのGI馬である点は魅力だが、今回はローテーションの壁が立ちはだかるパンジャタワー。勝ち切るためのハードルは高いと言わざるを得ない。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。













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