卓球の世界一を決める「2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会」は、2日にグループステージ第1戦が行われ、日本女子はイングランドと対戦する。
今回の日本女子は、前回釜山大会で銀メダルを獲得した張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)を軸に、橋本帆乃香(デンソー)、長﨑美柚(木下グループ)、面手凛(日本生命)がメンバー入り。55年ぶりの金メダル獲得へ向け、まずはシード争いをかけた戦いに臨んだ。
イングランド戦では張本美、早田が2点起用され、3番手には長﨑が抜擢。開催国のイングランドに勝利して好発進できるか注目された中、張本美が3-0、早田が3-1、長﨑が3-0で勝利。ストレート勝ちで初陣を勝利で飾った。
◆卓球日本女子は張本美和、早田ひながエース起用 サウスポー・長﨑美柚が3番手に 開催国イングランド撃破で好発進なるか【世界卓球2026】
◆中国女子の対抗馬に日本を格付け「間違いなく世界2番目」 現地メディアが伊藤美誠、平野美宇ら不在の陣容を分析【世界卓球2026】
◆卓球日本女子55年ぶり頂点へ 張本美和&早田ひなのWエースが軸の新布陣 カットマン・橋本帆乃香の“ジョーカー起用”が鍵【世界卓球2026】
ライブ速報・試合結果(日本がストレート勝ちで好発進!)
日本 3 - 0 イングランド
第1試合
張本美和 3 - 0 ティアナー・ユー
(11-0、11-2、11-7)
第1ゲーム
序盤は張本美が連続ポイントで主導権を握り、安定したサービスとレシーブで着実に加点。相手の強打にもカウンターで対応するなど攻守に安定感が光り、驚異の11連続ポイントでゲームを奪い切った。
第2ゲーム
ユーに初めてのポイントを奪われたが、その後はサービスから張本美が連続ポイントで対応。5-1と再び差を広げると、両ハンドの強打で主導権を握る。8-2からのサービスではコースを打ち分けてラリーを制し、そのままゲームポイントを奪取。最後もレシーブから得点につなげ、11-2で奪い切り王手をかけた。
第3ゲーム
サービスから連続ポイントを奪った張本美はチキータをミス。後のないユーが4-5と逆転に成功し、この試合で初めてリードを奪う。しかし、5-5から張本美が強烈なバックハンドを決めると、ユーがタイムアウトを要求。接戦のまま終盤へ入ったが、YGサービスを織り交ぜるなど変化も見せた張本美がわずかにリードしマッチポイントを握る。最後はバックハンドのカウンターでポイントを奪い、11-7でゲームを奪取。ストレート勝ちを収めた。
第2試合
早田ひな 3 - 1 ティン・ティン・ホ
(12-10、13-11、6-11、11-3)
第1ゲーム
序盤はホがわずかにリードを奪う中、早田も粘り強く対応して3-3に追いつく。その後はサービスからの3球目攻撃などで5-3と逆転に成功。経験豊富なホもロングサービスなどで揺さぶりをかけ、7-7と再び追いつく。終盤には一度逆転を許し先にゲームポイントを握られたが、デュースに持ち込んだ早田がレシーブとサービスで連続ポイントを奪い、12-10で取り切った。
第2ゲーム
ホが第1ゲームに続き対応力を見せ、リードする展開に。早田の逆を突くプレーなど冷静さも光り、2-5と先行する。早田は巻き込みや投げ上げのサーブを使って対策を図ると、ラリーやフォアハンドで粘り強く対応し、6-7と差を詰めたところでホがタイムアウトを要求。直後にサービスエースで早田がポイントを奪い、さらにホのサービスをフォアで仕留めるなど逆転に成功した。
しかし、その後はホも粘りを見せ、早田はゲームポイントを握られる展開に。ミドルへのチキータを沈めてデュースに持ち込むと、直後のサービスではトスの角度をめぐりフォルトを宣告され、TTRを申告したが判定は変わらず。それでも早田が要所を取り切り、バックサーブも織り交ぜながら流れを引き寄せ、13-11でこのゲームも奪取した。
第3ゲーム
互いにサービスを取り合う立ち上がりで、早田、ホともに強打でポイントを奪い合う。早田はロングサーブも織り交ぜながらホのレシーブミスを誘うが、後のないホも厳しいボールで応戦し、4-6と逆転する。早田もサービス2本で追いつくなど粘りを見せたが、終盤に連続失点を喫し、先にゲームポイントを握られた。そのまま6-11で奪われ、この試合で初めてゲームを落とした。
第4ゲーム
早田がサービスから連続得点で流れに乗り、レシーブでもポイントを奪う。ホも強打で応戦するが、早田がリードを保ったまま試合を進める。ホの返球ミスも増え始め、早田が着実に加点。ロングや巻き込みサーブも効果的に織り交ぜながらマッチポイントを握る。最後もサービスエースで締め、11-3でゲームを奪取。苦しみながらも相手国のエースを退けた。
第3試合
長﨑美柚 3 - 0 ジャスミン・ウォン
(11-8、11-7、12-10)
第1ゲーム
長﨑がサービスからバック中心の強打で先にリードするが、ウォンの変則的な球質に対応しきれずミスする場面も見られる。しかし、フォア側を狙ってレシーブミスを誘うと、先にゲームポイントを握る。直後の厳しいラリーもものにし、11-8で取り切って先手を取った。
第2ゲーム
サービスから3球目で強烈なバックを沈めるなど、連続得点で長﨑がリズムをつかむ。しかし、ウォンもレシーブで応戦する中、長﨑はコース取りの巧さを発揮。7-5からはウォンのフォアハンドに対し、巧みなブロックで対応する。ゲームポイントを握ると、逆チキータからフォアハンドで仕留め、11-7で取り切って王手をかけた。
第3ゲーム
後のないウォンが巧みな反応で3連続ポイントを奪うが、長﨑もクロスへのバックを沈めるなど互いに厳しいボールを送り込む。4-4からフォアを両サイドに長﨑が打ち分けリードしたところでウォンがタイムアウトを要求。その後も長﨑がリードを保ったままマッチポイントを握った。最後は連続失点でデュースに持ち込まれたが、12-10で取り切り勝利に導いた。
出場選手
日本
男子
張本 智和(トヨタ自動車)
松島 輝空(個人)
戸上 隼輔(井村屋グループ)
篠塚 大登(東都観光バス)
宇田 幸矢(協和キリン)
女子
張本 美和(木下グループ)
早田 ひな(日本生命)
橋本 帆乃香(デンソー)
長﨑 美柚(木下グループ)
面手 凛(日本生命)
相手国の注目選手
ティン・ティン・ホ
世界ランキングは160位。ロンドン生まれの27歳で2014、18年のコモンウェルスゲームズ(イギリスで開催の総合競技大会)ではリアム・ピッチフォードとの混合ダブルスで2大会連続メダルを獲得。21年の東京五輪にはイギリス出身選手で初のシングルス出場を果たした。

ティン・ティン・ホ(C)WTT
テレビ放送・ライブ配信予定
テレビ放送予定
テレビ東京(外部サイトへ)
18:30~予定
ライブ配信予定
U-NEXT(外部サイトへ)
17:50~予定
※試合開始は18:00予定
試合方式
チーム3名によるシングルス戦で、3試合先取制。各試合は5ゲームマッチで行われる。
ABC vs XYZの場合(スウェイスリング方式)
第1試合:A vs X
第2試合:B vs Y
第3試合:C vs Z
第4試合:A vs Y
第5試合:B vs X
大会システム
シード順位決定戦
日本は男女ともに決勝トーナメント進出が確定。2つのグループに分かれ、リーグ内の順位によって決勝トーナメントのシード順を決定する。
男子/グループ2
日本
フランス
ドイツ
台湾
女子/グループ2
日本
フランス
ドイツ
イングランド
決勝トーナメント
シード順位決定戦に出場する8チームと、56チーム(14グループ)による予選グループを勝ち上がった24チームを合わせた、計32カ国・地域が決勝トーナメントに進出する。
◆橋本帆乃香、WTT公式が“団体戦デビュー注目選手”に選出 27歳カットマンが中国超え&金奪取のキーマンか【世界卓球2026】
◆卓球日本女子の“新布陣”をWTTが分析 張本美和は「団体戦をけん引する」カットマン・橋本帆乃香は「守備力をもたらす」【世界卓球2026】
◆早田ひな、孫穎莎も評価した成長の跡「勝てて幸運だった」 世界女王が見せた振る舞いも注目「握手の際にラケットで……」
















