ドジャースの大谷翔平投手が10日(日本時間11日)のパイレーツ戦に「1番投手兼DH」で先発出場。投手としては、6回2/3を投げて6安打4失点(自責3)。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、救援陣が崩れて7勝目はお預けとなった。打者としては、9回の第5打席に意地の12号2ランを放ったが、チームは8-9で敗れた。米地元放送局『スポーツネットLA』など複数メディアが伝えている。
◆【全動画アリ】「大谷翔平/今日の打席結果ハイライト」劣勢の最終回に今季12号アーチ、規定投球回には届かずも……7回自責点3で防御率1.06【6月11日パイレーツ戦】
■ABSチャレンジでもギクシャク
6回2/3を投げて、今季ワーストの6安打4失点(自責3)を喫した大谷。規定投球回にはあと1死届かず、防御率も1.06に悪化した。
正捕手ウィル・スミスが、首の痛みを訴えて4試合連続で欠場。負傷者リスト(IL)入りも正式に決まり、大谷はこの日、今季初めて25歳のダルトン・ラッシング捕手とバッテリーを組んだ。
しかし、試合中には首を振る回数も多く、「しょうがないかなと。1回目のバッテリーなので」とコメント。今後に向けては「次回どうなるか分からないが、また話し合っていきたい」と語った。
また、降板した7回には際どいボールを投げ続けたが、判定はいずれもボール。大谷はこの判定に対してABSチャレンジをしようとしたが、ラッシングが制止。次のボールを打たれる場面もあった。
■敵将「彼の能力は信じられない」
この時を振り返り、大谷は「チャレンジしようかどうか迷ったが、チャレンジした方が良かったのかなって、結果的にはそういう感じ」などと話した。その上で「基本的には(ABSチャレンジの要求は)捕手がやるという方針なので、相当自信がない限りやらないが、シチュエーションがシチュエーション(2死一、二塁)だったので、やってもよかったのかなって……」と悔しさをにじませた。
それでも、パイレーツのドン・ケリー監督は試合後、9回の一発を含めて大谷を称賛。「あんな選手にはそうそうお目にかかれない。彼以外にはいない。彼の能力は信じられないほどで、やっていることは本当にとんでもない」と驚きを隠せないでいた。
サイ・ヤング賞を狙う上で、女房役スミスの離脱がどのような影響を及ぼすのか。大谷とラッシングの新コンビは、早急に息を合わせる必要がでてきた。
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