カブスの今永昇太投手は10日(日本時間11日)、敵地クアーズフィールドでのロッキーズ戦に先発。5回2安打無失点2四球7奪三振の好投を見せた。
チームはサヨナラ負けを喫したため、今季34勝34敗でついに5割。開幕直後の快進撃から一転、およそ1カ月で貯金15を全て吐き出してしまった。
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■カウンセル監督「この投球を自信に繋げてほしい」
今永は初回、安打と四球で走者を背負うも無失点の立ち上がり。2回裏も四球のみで3つの三振を奪うと、3回裏は三者凡退に。4回以降も丁寧な投球で、5回まで無失点の好投を続けて降板した。この日は、5回2安打無失点2四球7奪三振。全90球のうち、フォーシームが55球と速球中心。最速は93.5マイル(約150.4キロ)を計測した。スプリット20球、スイーパー12球、カーブ3球を織り交ぜ、インプレー10球のうち95マイル以上の打球「ハードヒット」は1球のみと、強打を許さなかった。
標高約1600メートルにある敵地クアーズフィールドは、変化球が曲がりにくく打球も飛びやすいとされている。今季の今永は、4月5先発で防御率2.15と順調に滑り出したものの、5月に入って暗転。6先発で10被弾、防御率5.80と振るわず。前回4日(同5日)の登板でも、味方のミスにも足を引っ張られて4本塁打を喫していた。
試合後、報道陣の取材に応じた今永は「(初のクアーズフィールドでの登板も)過去2年間ブルペンで投げた経験があったので、自分の球種がどのような動きをするかというのが頭にあった。(速球中心になったのは)相手打線と自分の投げているその日一番調子の良いボールを選択していって……僕だけの意見ではないですけど、みんなで話し合ってそのプランになった」と話し、打者天国での登板を振り返った。
指揮官のクレイグ・カウンセル監督は「ショウタは本当に良いパフォーマンスを引き出していた。彼はとても良く投げていたと思うよ。この投球を自信に繋げてほしい」と左腕の復調を称えたが、チームは9回サヨナラ負け。5月8日(同9日)時点で「15」もあった貯金を使い果たしてしまった。
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