函館記念は過去10年、10人気以下が2勝2着4回3着4回。昨年も10→6→14人気と波乱になり、3連単は69万7990円を記録した。
今年はトップハンデ58.0キロが4頭、56.0~57.5キロが5頭いて、ハンデ差は少なく、中穴が狙い目ゾーンか。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「フィーリウス」を取り上げる。
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目次
■フィーリウス
おっとりした性格もありデビュー時はゲートがうまく出られず、常に出負けのレース続き。4戦目にダートで初勝利を挙げ、続く3歳1勝クラスは3着健闘。ただ、青葉賞は10着、秋のセントライト記念は8着とトップクラスには通用しなかった。その後、暮れには自己条件から仕切り直すも4→2着。3歳時は2勝クラスに留まった。
転機が訪れたのは年明け。菊花賞5着のレッドバンデが単勝1倍台で人気の中、先行勢を見る位置から直線インを突き抜け完勝。更に前走・3勝クラスはホープフルS4着のジュタ、フローラS4着のエストゥペンダと同世代の骨っぽい相手が揃った中、早めに動いて押し切りV。ノーステッキで中山芝1800m1分46秒7は強く、明らかに馬が急成長を遂げている。
1週前まで美浦でビッシリと仕上げられ、函館入り後には鞍上・丹内祐次を背に負荷を掛ける念の入れようで、調整過程も文句なし。調教メニューは前走以上に負荷を掛けたものであり、何ならもう一段上のレベルに到達した感がある。
3勝クラスを勝ち上がったばかりでハンデ56.0キロは若干見込まれたが、前走の勝ちっぷりを見れば重賞組と同等の評価も納得がいく。ハイレベルの4歳世代の中では惑星扱いとなるが、この急成長ぶりなら互角以上の走りに期待していい。
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