バレー女子日本を大逆転に導く 圧巻スタッツの和田由紀子は「素晴らしい大会を過ごす」 伊挑戦の24歳にクラブも賛辞【VNL2026】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

バレー女子日本を大逆転に導く 圧巻スタッツの和田由紀子は「素晴らしい大会を過ごす」 伊挑戦の24歳にクラブも賛辞【VNL2026】
和田由紀子(C)Volleyball World

バレーボールの「ネーションズリーグ(VNL)」は12日、大阪府のAsueアリーナ大阪で、プール9第3週の第4戦が行われ、世界ランキング6位の女子日本代表は同5位のポーランドと対戦。セットカウント3-2(20-25、14-25、25-19、25-21、15-13)で勝利を収め、準々決勝進出を決めた。

勝利が求められる中、0-2の状況を跳ね返し、大逆転で8強入りを決めた日本女子。攻撃陣が好スタッツを記録し、苦しいチームを牽引した。

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■死闘を制しブラジルとの準々決勝へ

日本は2大会ぶりのメダル獲得も視野に入れる中、開幕6連勝を飾ったものの、ドミニカ共和国、イタリアに連敗。大阪ラウンドでもブラジル、トルコに敗れ、最終戦を前に7勝4敗の8位に転落した。準々決勝進出へ向け、7位ポーランドに負ければ敗退という状況に追い込まれていた。

迎えたポーランド戦でも序盤から主導権を握られ、高さで劣勢に陥るなどセットカウント0-2と崖っぷちに立たされた。しかし、地元の声援にも後押しされ、第3セット以降は攻守に粘りを発揮。第3セットを25-19、第4セットを25-21で奪って立て直すと、第5セットではマッチポイントで佐藤淑乃のサービスエースが決まり、15-13で奪取。死闘を制し、大逆転でのベスト8入りを決めた。

2019年以来のグループステージ敗退を免れた日本女子を支えたのが、攻撃のタレントの活躍だった。中でも24歳のアウトサイドヒッター、和田由紀子は大阪ラウンドで存在感を発揮。第3戦のトルコ戦では両チーム最多の27得点をマークし、大一番となったポーランド戦でも苦しい状況の中、再び27得点でチームを牽引した。

和田は今大会、271得点のキアラ・バンライク(カナダ)、233得点のポーリン・マーティン(ベルギー)に続く3位タイの218得点を奪っており、同6位の石川真佑、同8位の佐藤と並ぶ“3本柱”の中心を担った。

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和田は新シーズンからイタリア・セリエAのブスト・アルシーツィオで初の海外挑戦を果たす。同クラブの公式インスタグラムでは「なんと218得点。ユキコ・ワダは素晴らしい大会を過ごしている」と称賛し、「パワー、テクニック、そして強い意志……どの試合でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」とその活躍をたたえている。

グループステージを6位で突破した日本は、中国・マカオに舞台を移す22日の準々決勝で、世界ランキング2位の強豪ブラジルと対戦することが決まった。

8月には2028年ロサンゼルス五輪出場権が懸かるアジア選手権を控える中、今回のVNLでは好成績を残し、弾みをつけたいところ。崖っぷちから決勝トーナメント進出を果たしたチームの中で、日本を牽引した和田を中心とした攻撃陣の活躍に注目が集まる。

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