【神戸新聞杯/データ攻略】グリーンエナジーとゴーラッキーの「買い or 消し」 “マスト買い”に食指が動く伏兵は

【神戸新聞杯/データ攻略】グリーンエナジーとゴーラッキーの「買い or 消し」 “マスト買い”に食指が動く伏兵は

今週は阪神競馬場で神戸新聞杯(芝2400m)が行われる。二冠馬ロブチェンが登場する今年は例年以上の盛り上がりとなりそうだ。

ここでは、過去10年から2012年以降の阪神開催を参照。ゴーラッキーグリーンエナジーにフォーカスしたデータを取り上げる。

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■ゴーラッキーに「4.0.0.0」無双級データ

キャリア4戦3勝で菊花賞トライアルに挑むゴーラッキー。そのポテンシャルを疑う余地はないが、ダービー組相手では分が悪い印象があるのも確かだ。未知の魅力をとるか、実績をとるか……データが下した判断は?

・ルメール騎手騎乗馬【4.0.0.0】

4戦4勝とパーフェクトな成績。このなかにはリアルスティールら前走日本ダービー組を一蹴したリアファルでの勝利も含まれており、C.ルメール×阪神開催の神戸新聞杯は“マスト買い”と言えるだろう。

ゴーラッキーについて補足すると、父キタサンブラック産駒は阪神芝2400mで馬券内率39%。今年に限れば80%を超える馬券内率を誇っており、血統面での相性の良さも見逃せない。ここでの上位争いは濃厚か。

■グリーンエナジーに灯る“黄信号”

一方で、前走日本ダービー組のグリーンエナジーは過信禁物。春は皐月賞、日本ダービーとクラシック戦線を皆勤。復権の秋に向けてリスタートを良い形で飾りたいところだが、以下のデータが向かい風となる。

・日本ダービーで勝ち馬と1秒差以上【0.1.0.9】

トーセンスターダム、ヒストリカルと3番人気馬が2頭いたにもかかわらず勝ち馬はゼロ。日本ダービーで勝ち馬と1秒差以上×神戸新聞杯にはハッキリと“黄信号”が灯る。

京成杯以降、重賞3戦での4角位置取りはすべて10番手以下。トライアル戦特有のスロー想定もまた本馬にとってマイナス材料となる。世代屈指のポテンシャルは認めつつ、今回のシチュエーションでは消し評価が妥当か。

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■著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。

izukawaya