卓球の国際大会「WTTチャイナスマッシュ2026」は8日、中国・北京で女子シングルスの3回戦が行われ、世界ランキング6位の早田ひな(日本生命)は同12位の申裕斌(韓国)と対戦。ゲームカウント2-3で敗れ、準々決勝進出を逃した。
国際大会10度目の対戦にして、ついに早田から白星を挙げた申裕斌。海外メディアも韓国エースの奮闘を称えている。
◆【実際の映像】早田ひなに初白星の申裕斌が見せた試合後の涙 WTT公式が「すべての感情を込めた」と振り返った韓国エースの奮闘の様子
■10度目の対戦で悲願の初勝利
トップ選手が集結したチャイナスマッシュの3回戦で対峙した早田と申裕斌。2024年パリ五輪の女子シングルス3位決定戦での名勝負も語り継がれている両者だが、試合前までの戦績は早田の9戦全勝。「第20回アジア競技大会」団体戦を含む今季3度の対戦も早田が制しており、日本のサウスポーエースが優位に立っていた。
しかし、先に試合の主導権を握るなど、申裕斌が早田に対して正確にミドルを突き、要所ではストレートで押し込む展開も見られた。一方の早田も劣勢からサービスに変化をつけるなど戦術を転換。3ゲーム連続でデュースにもつれ込むなど、僅差のまま試合は推移した。
それでも、互いに手の内を出し合う中、最終第5ゲームを制したのは申裕斌だった。早田との我慢比べとなったラリーでは手堅さを最後まで発揮し、フォアを突くなど勝負どころでの1本が光った。11-9で早田の反撃を振り切り、フルゲームの激闘を制して悲願の初勝利を挙げた。
WTT公式サイトは「シン・ユビンがついにヒナ・ハヤタに初勝利」と見出しを打って試合を振り返り、「日本のハヤタは3度のマッチポイントを防ぎ、シンの今大会での快進撃を阻む寸前まで粘ったが、シンはその直後に勝利を決めて、自身4度目となるWTTグランドスマッシュ準々決勝進出を果たして、喜びを爆発させました」と、早田の粘りをしのいだ最終ゲームの様子を伝えた。
また、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は「『9戦全敗』だった日本のエースをついに撃破」と報じ、申裕斌が試合後に涙を流したことにも言及。「2024年パリ五輪の3位決定戦で敗れていた。早田を相手に申裕斌はこれまで9度敗れており、ついに日本の『天敵』を打ち破ったのだ」と、悲願の初勝利を称えている。
これまで国際大会で数々の激闘を繰り広げてきた早田を相手に、ついに白星をつかんだ申裕斌。長年越えられなかった壁を破った韓国エースの奮闘に、称賛の声が上がっている。
◆【実際の映像】早田ひなに初白星の申裕斌が見せた試合後の涙 WTT公式が「すべての感情を込めた」と振り返った韓国エースの奮闘の様子
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