【MLB】「一塁コーチと話し合いを重ねていた」大谷翔平が決めたPS初盗塁、米メディアがその背景を紹介 快足を全面解放か

【MLB】「一塁コーチと話し合いを重ねていた」大谷翔平が決めたPS初盗塁、米メディアがその背景を紹介 快足を全面解放か
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

7日(日本時間8日)に行われたナ・リーグ地区シリーズの第4戦、ドジャースの大谷翔平投手は「4番DH」で先発出場。3打数無安打1四球に終わったが、2回表には今ポストシーズン(PS)における初盗塁を決めた。「二刀流」による身体的負担を考慮し盗塁は抑え気味だった大谷だが、今季の投手封印が決まった以上、快足という能力を解放する可能性が出てきた。

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■盗塁スキルを再び見せる

大谷は今ポストシーズン4戦で13打数2安打、打率.154にとどまり、打点・長打ともにゼロとなっている。

ただ、この日は1点リードされた2回表、四球で出塁すると二盗に成功。さらに暴投と失策で同点のホームを踏んだ。バットは湿っているものの、足でチームに貢献した。

米スポーツメディア『The Athletic』は8日(同9日)、大谷の盗塁シーンに言及。同メディアによると、右上腕二頭筋の違和感、左膝痛、首の不調から回復するために2週間ほど負傷者リスト(IL)に入っていた大谷は、レギュラーシーズン終盤を迎えてクリス・ウッドワード一塁コーチと頻繁に話し合っていたという。

その話し合いについて、同メディアは「過去2年間、大谷は二刀流を維持するために盗塁への意欲を封印してきた。しかし、今シーズンはもう登板の可能性が消滅したことで、彼はその“封印していたスキル”を再び取り入れたいと考えたのだ」と説明した。

■貢献可能な健康状態

取材に応じた同コーチは「確かに、(打撃不振により)今はそれほど出塁できていない」と前置きした上で、「でも、間違いなく身体は盗塁ができる状態になっている。ポストシーズンの中で盗塁を仕掛けられるかどうか、彼と何度も話し合ってきた。本人もかなり調子がいいと感じているよ」とし、今回の盗塁が入念に練られたものだと明かした。

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大谷は2024年に59盗塁を記録したが、この年は前年に受けた右肘手術の影響により打者専念が決まっていたため、遠慮なく走り回り、前人未踏の「50-50」(50本塁打、50盗塁)を達成した。そして現在は、24年と同じく打者専念で快足を生かせる状況になっている。

同メディアは「塁間を駆け回った大谷の姿は、自身の水準には及ばないパフォーマンスであっても、チームに貢献できるだけの健康状態にあると示していた。だからこそ、力のない打席が続いても、首脳陣は彼をスタメンから外すことを考えていないのだ」と主張した。

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