【MLB】「救援陣」「若返り」元GMがドジャースの補強プランを解説 最も重要なのは「大谷翔平の完全復活、それだけで大前進」と説く

【MLB】「救援陣」「若返り」元GMがドジャースの補強プランを解説 最も重要なのは「大谷翔平の完全復活、それだけで大前進」と説く
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

米スポーツメディア『The Athletic』は3日(日本時間4日)、「全30球団の最大ニーズ」と題して記事を公開。今オフの移籍市場において、各チームが取り組むべき補強プランに言及した。ワールドシリーズ3連覇を逃したドジャースに関しては「救援陣の層を厚くすること」と「若返りを図ること」を解決すべき課題とした。

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■30球団の編成担当に取材

記事を担当したのは、レッズやナショナルズなどでGMを務めた持つジム・ボウデン氏。同氏は「今オフの補強課題をどのように捉えているのか、それを探るために全30球団の編成部門に取材した」と明言。その回答を基に、自身の見解を交えて各チームの課題を紹介した。

王座陥落となったドジャースについて、同氏は「主力の一部に高齢化が見られるとはいえ、彼らの黄金時代は終わっていない」と記し、来季も優勝争いに加わると予想した。

特に“大きな補強”と位置付けたのは、大谷翔平投手の完全復活。今季の大谷は左膝の痛み、首周りの不調、右上腕二頭筋の炎症などコンディション面に不安を抱え、ドジャース移籍後としては初めての負傷者リスト(IL)入りを経験。ポストシーズンでは打率.192、1本塁打、3打点と精彩を欠いた。

そのため、同氏は「彼が完全に健康な状態を取り戻せば、(チームにとっては)それだけで大きな前進となる」とし、二刀流の復調こそが最大の補強になると訴えた。

■自前の若手有望株に期待

補強必須のポジションとしては「二塁手と左翼手。改善する余地がある」と指摘。また、三塁手に関しても「右腕か左腕か、相手投手に応じて併用できる右打者を加えたい」とし、複数ポジションで選手獲得を求めた。

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また、ドジャースはアレックス・ベシア投手、ブレイク・トライネン投手、エバン・フィリップス投手ら多くの救援投手が今オフFAになる。これを踏まえて、同氏は「チームはこれまでも救援陣の入れ替えに積極的だったので、今オフも例外ではないだろう」と説明し、ブルペン陣の補強を予想した。

さらに、野手陣の若返りにも着手すると示唆。「ナショナルズのC.J.エイブラムス内野手や、レッズのエリー・デラクルーズ内野手のトレード獲得を狙い、大胆に動くことも十分に理にかなっている」とした。

ただ、「一方で球団は、外野手のホスエ・デポーラ外野手、マイク・シロタ外野手、エドゥアルド・キンテロ外野手ら複数の有望株が、メジャーでプレーできる段階に近づいているとも考えているようだ」とし、自前の若手選手を抜擢する可能性も伝えた。

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