卓球の国際大会「チャイナスマッシュ2026」は11日、中国・北京で男子シングルスの準決勝が行われ、世界ランキング1位の松島輝空(個人)は同17位の周啟豪(中国)と対戦。ゲームカウント4-2で勝利して決勝進出を決めた。
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■中国の実力者と決勝進出懸け激闘
松島は「第20回アジア競技大会」の男子団体で60年ぶりの金メダルに貢献し、5日に発表された世界ランキングでは、1980年7月の小野誠治以来46年ぶりに男子シングルスの世界1位に立った。「USスマッシュ」に続くグランドスマッシュ制覇を狙う中、4強まで勝ち上がり、中国のベテラン、周啟豪との戦いを迎えた。
第1ゲームは、松島が序盤のラリーを制するなど先にリードするが、周啟豪も一歩も引かず、互角の打ち合いとなる。中盤に松島が守備から攻撃につなげるなど連続得点でリードを奪うと、そのままゲームポイントを握り、最後はサービスエースを決めて11-6でものにした。
第2ゲームは、周啟豪が4連続ポイントで先手を取る中、松島も粘り強い対応で迫り、連続ポイントで形勢を逆転させる。その後、周啟豪が6-7と詰め寄ると、YGサーブも織り交ぜるなど変化をつけ、9-9と追いつく。しかし、3球目攻撃でゲームポイントを握った松島が再びサービスエースを決め、11-9で連取した。
第3ゲームは、周啟豪がツッツキからバックを決めるなど先にリードするが、松島もサービスを起点にポイントを重ね、僅差のまま試合は進む。5-5では互いに後陣まで下がる長いラリーを松島がものにするが、周啟豪も逆転するなど、終盤はデュースにもつれ込む。最後は松島のチキータが外れ、11-13で奪われた。
第4ゲームは、周啟豪がサービスを起点に連続ポイントを奪うと、さらにサービスに変化をつけ、ラリーでも強打を見せるなど2-5と松島を押し込む。松島のレシーブミスも見られる中、中盤にリードを広げた周啟豪がそのままゲームポイントを握った。最後も松島のフォアがオーバーとなり、7-11で奪われ、ゲームカウント2-2のタイとなった。
第5ゲームも序盤は、周啟豪の返球に松島のタイミングが合わず、4連続得点で主導権を握られる。周啟豪は短いサービスで松島のチキータを封じるなど、2-6とリードを広げる。しかし、松島がここからラリーで粘り、フォアをミドルに送り込んで6-6と追いつく。その後も我慢のラリーが続く中、松島が強烈なバックを見せるなど要所を取り切り、ゲームポイントを握った。最後はバックストレートを決めて11-7で奪い、決勝進出に王手をかけた。
第6ゲームは、ネットインも見られるなど周啟豪が2-5とリードするが、松島がレシーブからのラリーでポイントを奪うなど、中盤に連続得点で逆転に成功。その後も3球目からのフォアやチキータでポイントを重ね、流れに乗った松島がそのままマッチポイントを握った。最後はサービスからのフォアを決めて11-5で奪取。ゲームカウント4-2で勝利した。
今大会、張本智和(トヨタ自動車)にも勝利した周啟豪に中盤苦しめられながらも、世界1位の力を示した松島。同日夜に行われる決勝では、世界ランキング6位の林昀儒(台湾)と対戦する。
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