米国メディアに手の平を返させた大谷翔平、開幕前の酷評をどう感じていた?

開幕前は酷評の嵐だった米国メディアも、2試合連続ホームランの前には認めざるを得なかった。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手への評価が手のひら返しと話題だ。

開幕前はマイナー行きを提言する声も

今季からメジャーリーグ挑戦を開始した大谷選手だが、スプリング・トレーニング(日本で言うオープン戦)では11試合で打率.125に終わり、マイナーリーグで開幕を迎えるべきだとの論調が盛り上がった。

米国『Yahoo!sports』は、MLB球団のスカウトの声として「打者としては高校レベル」「マイナーで500打席は修業が必要」という声を掲載し、大谷はメジャー特有のシンカーとカーブを多投する投手に対応できていないとした。

サイ・ヤング賞投手も粉砕

しかし、本拠地デビューの試合でホームランを含む3安打猛打賞を記録すると、そうした声は一気に萎む。まだ「超一流のピッチャーからは打ってない」と抵抗する声もあったが、大谷選手は2戦連発弾で黙らせた。

しかも打った相手が直近4年間で2度サイ・ヤング賞を獲得しているコーリー・クルーバー投手。現役で対戦できる投手としては、最高レベルの相手から打ったのだから認めざるを得ない。

開幕前の酷評は「仕方ない」

自らのバットで価値を証明した大谷選手だが、開幕前の酷評はどう感じていたのだろうか?

「スプリング・トレーニングでの結果が悪かったので、そういう評価になるのは仕方ないと思います」

まだ始まったばかりなので、調子が悪い時期もくるかもしれないと話す大谷選手は、「まずは目の前の一打席、一打席に集中してチームの勝利のためにやっていきたい」と答えた。

打者と投手の二刀流という非常に珍しい起用をされている大谷選手には、何かをするたび野球の神様と呼ばれるベーブ・ルースとの比較がついて回る。注目度は高いが「日本でも5年間やってきたことなので」と気負いはない。