【北京五輪/スノーボード】予選1位通過の平野歩夢 決勝へ向けて「トリプルコーク1440の完成度極めたい」

予選では超大技「トリプルコーク1440」を温存しながら1位通過した平野歩夢(C)Getty Images

男子ハーフパイプ(HP)の予選が9日、行われた。五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢が1位で決勝進出。平野流佳3位、戸塚優斗6位、平野海祝9位となり、日本勢は参加した4人全員が勝ち上がった。五輪3大会で金メダルを獲得しているショーン・ホワイトは1回目に転倒したものの、2回目に巻き返し4位で通過した。決勝は11日に行われる。

◆【ハイライト】平野歩夢、キャブダブルコーク1440を成功させる ショーン・ホワイトも圧巻のランを披露

■海外メディア称賛「これはすごいこと」

1回目に87.25を出し、2位につけた平野歩。2本目は「出来るだけ上の位置を取りたい」と予選トップ通過を狙って、積極的なランを披露。まずは大技のフロントサイドダブルコーク1440を見せると、続くキャブダブルコーク1440も成功。さらに、その後の3つのトリックもすべてダブルコークを決めるなど難易度の高い構成をクリアし、トップに立つ93.25点をたたき出した。

予選とは思えぬ圧巻のランに対して、米「NBC」は「日本のアユム・ヒラノがビッグなジャンプを決めて首位に立つ」とツイート。また、「olympics.com」は「このスノーボーダー兼スケートボーダーは、1本だけでなく2本の1440(フロントサイドダブルコークとキャブダブルコーク)を決めて93.25点を出し、予選トップに躍り出た」と記した上で「これは、とてもすごいことだ」と称賛した。

平野歩は競技後、「まず1本目を決められて良かったなという安心感はあった」とホッとした表情を浮かべると、2本目は決勝のスタート順を考えて「できる限り攻めた」と明かした。予選を1位で通過したことで、11日の決勝では有利とされる最終滑走者となった。

予選では温存したものの、金メダル獲得の決め手とされる超大技トリプルコーク1440(斜め軸に縦3回転、横4回転)については、「みんなやってくると思うので、そこの完成度は極めたい」と意欲を見せた。一方、今大会限りでの引退を示唆している王者ショーン・ホワイトは、1本目に転倒したものの2本目のランで挽回。86.25点をマークし、決勝に進出した。11日の決勝では、王者の交代があるのか注目だ。

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文・SPREAD編集部


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