【北京五輪】涙の李相花さん、1000m出場の小平奈緒にエール「勇敢さとチャレンジ精神を見せて」

2018年平昌五輪での小平奈緒(右)と李相花(イ・サンファ)(C)Getty Images

元韓国代表の李相花イ・サンファ)さんが、平昌五輪のスピードスケート女子500mで自身の3連覇を阻んで金メダルを獲得した小平奈緒について、13日の試合後にコメントしていたことが複数の韓国メディアを通して報じられた。

李さんは同日に行われた北京五輪の同種目で、小平が38秒09と17位でフィニッシュすると解説席で号泣。その姿がテレビに映し出されると、ネット上では「国境を越えた友情」「オリンピックの真価」だと日韓で話題を呼んだ。

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■李さん「北京五輪に挑戦すること自体に拍手」

李さんは中学2年生のときに日韓親善試合で当時高校生だった小平と知り合い親睦を深めると、しのぎを削り合うライバルとして、時には親しい友人として10年以上に渡り友情を築いてきた。

大会前には「(小平は)もう一度五輪で優勝したいと言っていた。私も『あなたは永遠にチャンピオンだよ』と勇気づけていた」と、小平とやり取りしていたことを明かし、涙を流した理由については「今まで私が見たことのないナオ選手の姿を見ることになりつらかった」と胸の内を告白。選手の努力も、2連覇の重圧も知る李さんだからこそ、より強く気持ちを揺さぶられていたようだ。

また、小平は自身の成績が振るわないなかでも、すかさず金メダルを獲得したエリン・ジャクソン(米国)の元を訪れ労う姿勢を見せていた。そんな小平については「相変わらず人間性が素晴らしい。本人が一番辛いだろうに、他者を思いやることができる」とし「1000mでも最後まで最善を尽くして、ナオらしく勇敢な姿とチャレンジ精神を多くの人々に見せてほしい」とエールを送った。

小平は平昌五輪で金メダルを獲得した後、股関節の違和感に悩まされ一時は低迷。しかし、不調を乗り越え今季ワールドカップ(W杯)では複数回の優勝を飾り、日本代表入りを果たした。

『前回大会のチャンピオン』という重圧もあるなかで北京五輪に挑んだ小平に対しては「負傷があったことは私も知っていた。チャンピオンの重圧は本当につらかったはず。私は小平選手が北京五輪に挑戦すること自体に拍手を送りたい」とリスペクトの言葉を惜しまなかった。小平の最終種目、女子1000メートルは17日の17時30分に開始予定だ。

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文・SPREAD編集部


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