“生きる伝説”トニー・ホークが堀米雄斗と西矢椛に賛辞 日本スケボー界は「新しい可能性が広がっている」

スケートボード界のレジェンドとして知られるトニー・ホーク氏(C)Laureus

40を超える国と地域でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいる国際組織ローレウスは25日、4月開催予定の「ローレウス世界スポーツ賞 2022」を前に、ローレウス・アカデミーメンバーであるスケートボード界のレジェンド、トニー・ホーク氏のコメントを発表した。

ホーク氏は同賞のアクションスポーツ選手部門にノミネートされた東京五輪スケートボード・ストリート金メダリストの堀米雄斗西矢椛に賛辞を贈り、日本のスケートボード界についても「すでに多くの新しい可能性が広がっています」と期待を寄せている。

【実際の映像】レジェンドが有明に“降臨”! 53歳となったトニー・ホーク氏が五輪会場で鮮やかなスケーティングを披露

■レジェンドが東京五輪を振り返る

東京五輪では高得点を連発し、喜びを爆発させた堀米雄斗(C)Getty Images

ストリートから生まれた五輪種目として注目されたスケートボードだが、その過程には「バードマン」の異名を持つレジェンドの活躍もあった。現在53歳のホーク氏は、これまで数々のパフォーマンスでスケートボードの“地位向上”に大きく貢献してきた存在だ。東京五輪にあわせて来日も果たし、五輪会場の有明アーバンスポーツパークでは実際にスケーティングも披露。年齢を感じさせない鮮やかなパフォーマンスが話題となった。

【東京五輪/スケートボード】伝説のスケーター、トニー・ホーク氏が本番会場を“試走” 53歳らしかぬ滑りが話題に

そんなホーク氏は堀米について「彼は素晴らしい才能を持った安定したスケーターです。多くの人が、オリンピックでナイジャ・ヒューストン(米国)と互角に戦えるのは彼しかいないと思っていた」と語り、「雄斗はトリックの選択がとてもうまく、スタイルは素晴らしく、とても安定し、パワフルです。オリンピックの決勝戦では、そのすべてが発揮されました」と称賛した。

また、五輪の舞台で初めて見たという西矢については「安定感と大きな障害物への恐れのなさには感心しました」と振り返り、「彼女がオリンピックを制した理由は、大きなレールや大きなギャップに勇気をもって向かっていったからです」と精神面に着目。「あまり簡単には言いたくありませんが、彼女の優勝は一目瞭然でした」と文句なしの評価を与えている。

初採用となった東京五輪で日本人スケーターが躍動したこともあり、注目度が増した国内スケートボード界だが、この点についてはホーク氏も「すでに多くの新しい可能性が広がっています」とコメント。「スケートボードは、日本では常にアンダーグラウンドな存在でした。80年代の全盛期から2000年代初頭にかけて、目新しい存在とされていました。ただ、今回世界チャンピオンが誕生したことで、そのポジションは変わり、世の中に広く受け入れられたのだと思います」と競技のさらなる発展に期待を寄せている。

◎Laureus(ローレウス)
「スポーツの力を持って社会問題に立ち向かい、スポーツの素晴らしさを世の中に広めること」を目的に、スポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいる国際組織。各国のトップアスリート、レジェンドアスリートから成るローレウス・アンバサダーやローレウス・アカデミーメンバーなどともに、現在は40を超える国と地域にて200以上のプロジェクトの支援を行っている。2000年設立、本部はロンドン。

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文・SPREAD編集部


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