【MLB】大谷翔平、ウイルス性胃腸炎でも先発登板 現地記者からも「オオタニじゃない」と心配の声

ウイルス性胃腸炎の中、マウンドに上がった大谷(C) Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は21日(日本時間22日)、敵地でのデトロイト・タイガース戦に「3番DH・投手」のリアル二刀流でスタメン出場した。両軍とも開幕投手対決となった今試合、大谷は初回、タイガースの先頭打者ライリー・グリーンから初球被弾を浴びいきなり失点。4回にも2失点し、5回の打席に代打を送られ降板となった。大谷は4回を投げ、3失点で今季8敗目を喫した。

試合は、タイガースがその後も追加点を挙げ4-0でエンゼルスに勝利した。

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■ルーキーからまさかの被弾

大谷がまさかの初球被弾。タイガースのルーキー、ライリー・グリーンは、大谷が投じた94.3マイル(約152キロ)のフォーシームをフルスイングし右中間スタンドに放り込んだ。その飛距離は448フィート(約137メートル)。

エンゼルス番記者、『オレンジカウンティ・レジスター』のジェフ・フレッチャー記者は「オオタニは300イニングで35被弾を許した。先頭打者からの被弾はこれ4本目だ」と速報。初回終了後、大谷の各球種の平均球速が普段より3〜8キロも低くかったことを指摘。ファンからの「オオタニは意図的に球速を変えているのでは?」という質問にも、「ここまで劇的なものはない」と答え、なぜ不調なのかその理由がわからない様子だった。

同記者はその後「2回のオオタニは球速が戻ってきた」と明かすも、「制球が少しブレている。すでに44球も投げている」と普段は別人の様な大谷に首を傾げた。

試合を実況するブレント・マグワイア記者も、大谷の配球チャートを載せながら、「(オオタニの)球はゾーンのど真ん中または、大きく外れている」と指摘。「本調子ではないオオタニにとって貧弱なタイガース打線であったのが唯一の幸運か」と落胆気味に分析。

しかしその後、エンゼルス広報の発表で、大谷が「ウイルス性胃腸炎」を患っていたことが判明。各記者は、大谷の異変の理由がわかり納得したようだが、同時に心配のコメントを寄せた。

試合後、『バリー・スポーツ・ウェスト』のエリカ・ウェストンのレポートによれば、「ショーヘイは今朝から体調を悪くしていたよう。ブルペンでのウォームアップ中には、吐き気もあったよう。しかし、先発を休むつもりはなかったそう。まだ体調はよくないようで、明日の試合(出場)は未定」という。

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文●澤 良憲(Yoshi Sawa)


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