【MLB】大谷翔平は「球界初の5億ドル男になる可能性」 米経済誌も「その価値がある」とお墨付き

 

【MLB】大谷翔平は「球界初の5億ドル男になる可能性」 米経済誌も「その価値がある」とお墨付き
エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

米経済誌『フォーブス』は22日(日本時間23日)、大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルス)に関する記事を公開し、総額5億ドル(約674億円)に達すると見込まれている次期契約について考察した。今季終了後にフリーエージェント(FA)となる二刀流には、経済界からも熱い視線が注がれている。

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■元球団社長が説く“20%の壁”

記事は「ショウヘイ・オオタニ、フリーエージェントで球界初の5億ドル男になる可能性」という見出しで掲載された。冒頭では球団売却を急きょ中止し、エンゼルスを引き続き保有することになったアルテ・モレノ・オーナーの「やり残したことがある」という声明に言及。「そのやり残したことの1つが2014年以来のポストシーズン進出であり、もう1つがショウヘイ・オオタニとの再契約だ」と記した。

記事に解説を加えたのはマイアミ・マーリンズの元社長、デビッド・サムソン氏。同氏は「もし、私がオオタニをキープしようとする球団幹部だったら、考慮すべきは投打二刀流に基づいてオファーを出すかどうかだ」と話した。

具体的には「まず数学的な計算を行う」とし、「オオタニがチームから去ることで失うスポンサー料を割り出す。それから、(大谷が)けん引する観客動員数も計算する。それらを踏まえた上で、見合った条件を出すだろう」とコメント。続けて「予算配分についても考える必要があり、チームの年俸総額が2億ドル(約269億円)だとしたら、そのうち5000万ドル(約67億円)をオオタニに払えるかどうか、関係者と話し合うことになると思う」とした。

サムソン氏は「一般的にはチーム総年俸の20%以上を占める選手がいるのは問題」と述べ、「1人の選手が総年俸の20%を占めると、勝つのは非常に難しくなる」と指摘した。つまり、主役だけを手厚くした場合、残り少ない予算で集められるメンバーは、必然的にクオリティーに疑問符が付く低年俸クラスということになる。同氏はそのような編成では勝利から遠ざかると説いた形だ。

■年俸5000万ドルで10年契約と予想

しかし、大谷の場合は二刀流であり、投手としてはエース、打者としては主軸を担っている。1人で2つのポジションを占めていると考えれば、1人の選手についてなら当てはまる「20%」も適用外となる。サムソン氏は、例えば年俸総額2億ドルのチームに2500万ドル(約34億円)の選手が2人いたとしても特別おかしな編成ではないとし、「(1人で2人分の)オオタニには年俸5000万ドルの価値がある」と結論付けた。

ニューヨーク・メッツの豪腕マックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーが、それぞれ年俸4300万ドル。それを踏まえれば、エースで主砲を務め、さらに彼らよりも若い大谷獲得に年俸5000万ドルが必要になったとしてもうなずけるところ。

「オオタニはユニコーンだ。だからこそ、彼は大きな報酬を得ることになる」としたサムソン氏。「これまでの記録を下回る金額で契約することはないだろう。年俸5000万ドルの10年契約というあたりか?」と予測した。

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経済誌も賑わす大谷の次期契約。全米注目の話題となりそうだ。

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文●SPREAD編集部