ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は17日(日本時間18日)、敵地で行われたボストン・レッドソックス戦に「2番DH・投手」で先発出場。しかし、試合は雨のため1時間遅れて開始、さらには1時間半近くの中断を挟み、この影響で大谷は3回のマウンドを待たずに降板、3勝目ならずだった。
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■フェンウェイで投げるのを「心待ちにしている」
大谷は試合後、雨天による降板について「考えてもしょうがない」とさばさばした表情で記者団からの質問に回答。中断後の再登板については「行けるとは思ったんですが、どれぐらい間が開くかわからなかったんで、中で話して決めました」と降板の行方を語った。
雨がどれほど投球に影響を及ぼすかについては、しばし考え込み「雨がどうのこうのというよりも(試合開始時間が)早かったんで、そこが一番難しかった。まだ起きてない状態だったので」と、むしろ試合開始時間に注文をつけた。また自身の状態そのものは「2ストライク後のまっすぐもよかったですし、スライダーもよかった。何球かひっかけ、後逸になったのもあったが、そこだけでした」と概ね良好だったとした。
現存するもっとも古い球場であるフェンウェイ・パークでの登板については「好きな球場なので、マウンドも投げやすいですし、今日は天候も含めて楽しめるような状況ではなかったですけど、(投げるのを)心待ちにしています」と締めくくった。
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文●SPREAD編集部