ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は10日(日本時間11日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に「2番DH」で先発出場。2死二、三塁で巡ってきたチャンスで見逃し三振に倒れた第3打席が波紋を呼んでいる。
◆【実際の映像】大谷翔平、見逃し三振に疑問の表情「ショウヘイがヴァンパイアの意見に反対」
■第2打席では2戦連発18号
3回の第2打席で2試合連続となる18号2ランを放っていた大谷。5回にも2死二、三塁と同点の好機で巡ってきた。
大谷に対し2番手のゲイブ・スパイアーがフルカウントから投じたのはアウトコースへのスライダー。微妙なコースだったが主審の判定はストライク、見逃し三振に倒れた。
これには実況もすぐさま「プレートから外れている」と反応。一塁に歩きかけた大谷は納得がいかない様子で、主審の判定に疑問の表情を見せた。
その後、フィル・ネビン監督もこの判定に激怒し猛抗議。ホームプレートの上で自らの腕をボールにたとえ振りかざし「完全に外れている」とジェスチャーでもアピール。顔を真っ赤にしたこの猛抗議で、主審から退場処分を受けた。
地元のスポーツファンも「大谷がヴァンパイア(アンパイアをもじり)に異を唱える。ロボット審判は用意ができている」とSNSにその怒りを投稿した。
試合は7回終了時、マリナーズが6-2でリードしている。
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文●SPREAD編集部