ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は18日(日本時間19日)、本拠地でのタンパベイ・レイズ戦に「2番DH」で先発出場。2回の第2打席で右翼への2試合連続アーチとなる今季43号グランドスラムを放った。
◆【実際の映像】大谷翔平、“バット一閃”特大グランドスラムに本拠地スタジアムは地鳴りのような大歓声
■地鳴りのような大歓声に「揺れを観測」
初回の第1打席に、相手先発エラスモ・ラミレスから一塁強襲の内野安打を放つと、続く2回の第2打席は2死満塁から2球目のカットボールを捉え、打球は初速102.1マイル(約164キロ)、角度28度の弾道で瞬く間に右翼スタンドへ。2試合連発となる今季43号は勝ち越し満塁弾となった。
大谷のグランドスラムを確認した実況は20秒間沈黙し、本拠地ファンの地鳴りのような大歓声を届けた。米野球データ分析会社『Codify』は公式X(旧Twitter)で「USGS(アメリカ地質調査所)はアナハイム地域を中心に小さな揺れを記録したが、それはショウヘイ・オオタニがグランドスラムを打っただけであることが判明した」と投稿し、大歓声の凄さを表現した。
大谷のグランドスラムは、2022年5月18日(同19日)のレイズ戦以来、自身2本目。この時点でア・リーグの本塁打王争いは2位のルイス・ロベルトJr.(シカゴ・ホワイトソックス)と11本差、メジャー全体ではナ・リーグのマット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)に並ぶトップタイとなった。
◆【実際の映像】大谷翔平、“バット一閃”特大グランドスラムに本拠地スタジアムは地鳴りのような大歓声
◆「君にできないことはないのか?」大谷翔平、衝撃43号グランドスラムに絶賛の嵐「歴史上最高の野球選手」と識者称賛
◆大谷翔平、11年ぶり打撃三冠だけじゃない 8月“15試合8盗塁”で見えた「トリプルスリー」の可能性
文●SPREAD編集部