ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は5日(日本時間6日)、敵地でのボルチモア・オリオールズ戦で先発メンバーから外れた。
大谷は前日の同戦では試合前に右わき腹の張りを訴え出場をキャンセル。試合後にはフィル・ネビン監督が翌日に大谷が検査をすると明かしていた。
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■前日に急遽出場キャンセル
大谷は前日に「2番DH」でスタメンに名を連ね、屋外でバッティング練習を行う姿が見られたが、右わき腹の張りを訴え出場を急遽取りやめ。試合後に現地記者により、「(フィル・ネビンは)オオタニについて“かなり痛そう”と語った。彼は明日さらにいくつかの検査を受ける予定だ」と伝えられていた。
『オレンジ・カウンティ・レジスター』のエンゼルス番記者を務めるジェフ・フレッチャーは自身の公式X(旧Twitter)を更新。「ショウヘイ・オオタニは今日はプレーしない。彼(大谷)はプレーしたいと言ったが、(これは)ネビンの選択だった」とつづり、フィル・ネビン監督の決断によるものと明かしている。
大谷はここまで野手として135試合に出場し、打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁の成績。投手としては23試合に登板し、10勝5敗、防御率3.14、167奪三振を記録している。
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文●SPREAD編集部