【MCS南部杯/枠順・データ】ジオグリフに黄信号 “枠と位置取り”が勝敗を決める

 

【MCS南部杯/枠順・データ】ジオグリフに黄信号 “枠と位置取り”が勝敗を決める

中央・地方全国指定交流競走の第36回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI、ダ1600m)が9日(18時15分発走)、盛岡競馬場で行われる。

今年はJRA勢からフェブラリーS覇者・レモンポップ(牡5、美浦・田中博康)、2022年の勝ち馬・カフェファラオ(牡6、美浦・堀宣行)、宝塚記念7着のジオグリフ(牡4、美浦・木村哲也)など6頭が出走する。

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■近5年では7枠か8枠が必ず馬券内

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過去10年、マイルチャンピオンシップ南部杯では7枠が最多4勝、続いて6枠が3勝、2枠が2勝を挙げている。また8枠は1勝のみだが、2、3着は5回もある。

2018年以降は、7枠か8枠から最低1頭が好走。21年は8枠16番のアルクトスが勝利し、2着は7枠14番のヒロシゲゴールド、3着は8枠15番のソリストサンダーが入り、22年もシャマルが8枠15番から3着に好走している。過去10年で見ても7、8枠の馬券絡みが発生しなかったのは2回のみなので、外めの枠にはチェックが必要だ。
 

■1番人気が馬券を外したのは過去一度

人気別では1番人気が最多6勝で【6.2.1.1】。馬券を外したのは2020年のサンライズノヴァのみで、3着とは1/2馬身差の4着。1番人気は上位争い必須である。

今年、断トツの人気に推されそうなのはレモンポップ。当日11時の時点では単勝オッズ2.3倍に支持されている。現在は2倍台だが、過去10年で単勝オッズ1倍台の1番人気馬は6頭いて、その成績は【3.2.1.0】。人気の推移には注目したい。

2番人気は【2.4.2.2】でこちらも好走例は多いが、3番人気になると【0.0.1.9】と大不振。むしろ、4~5番人気は【1.1.5.13】、6~7番人気は【1.3.1.15】で、20年以降は6~7番人気が4頭も好走している。

■4角5番手以内が必須

もっとも重視すべきは4角の位置取りだ。好走馬30頭のうち、6番手以下から好走したのはゴールドドリームの2回のみで、他28頭はすべて4角5番手以内。むしろ2018年、19年ともに単勝1倍台までに推された同馬が勝ち切れなかったのは、位置取りが響いた結果と言えるだろう。

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当日11時の時点で3番人気に推されているジオグリフは1600m自体が朝日杯FS以来で久々の距離。流れに乗って前めにポジションを取るのは苦労しそうで、人気ほど信頼は置けないか。

■地方勢で押さえたいリピーター

データからの推奨は前売り1番人気、フェブラリーSでは4番手から押し切ったレモンポップ。枠こそ3枠と過去10年で勝利はないものの、2020年にモズアスコットが3枠5番から2番手を追走して、勝ち馬アルクトスにクビ差の2着に来ている。

4~7番人気から、7枠に入ったイグナイターも是非チェックしておきたい。南部杯はリピーターも多いレースで、同馬は22年にも出走。その際は3枠から4番手を進んで4着に善戦し、5着馬には6馬身差をつけていた。距離不安はありつつも、スピードと先行力はJRA勢相手でも劣らない。7枠から揉まれずにスッと4角5番手以内を取れそうだ。

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文●SPREAD編集部