【安田記念2026特集】「史上稀に見る大混戦、4歳GI馬が中心か」出走予定・枠順・追い切り・予想オッズetc.

ジャンタルマンタル/2025年安田記念(C)Toshihiko Yanagi
ジャンタルマンタル/2025年安田記念(C)Toshihiko Yanagi

第76回安田記念(7日/GI、東京芝1600m)には、当舞台のNHKマイルC勝ち馬パンジャタワー、悲願のGI初制覇を狙うガイアフォースなどが出走予定。

ここでは「安田記念2026」の出走予定馬、過去10年データ、過去傾向、枠順、追い切り、血統、穴馬など、予想に役立つ「馬券攻略ガイド」を随時更新する。

◆【日本ダービー2026/回顧】“皐月賞惨敗組”を高く評価したのは間違っていなかったが… 2強の明暗分けた川田将雅&バステールの好判断

■「安田記念2026」出走予定・予想オッズ

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枠番馬番馬名性齢斤量騎手予想オッズ予想人気厩舎
11レーベンスティール牡658.0戸崎圭太13.64美浦・田中博康
12ロングランセ858.0F.ゴンサルベス150.016栗東・和田勇介
23オフトレイル牡558.0菅原明良38.511栗東・吉村圭司
24シックスペンス牡558.0武豊21.96美浦・田中博康
35サクラトゥジュール牡558.0佐々木大輔100.015美浦・堀宣行
36ステレンボッシュ牝556.0D.レーン31.69美浦・宮田敬介
47スズハローム牡658.0藤懸貴志63.114栗東・牧田和弥
48シャンパンカラー牡458.0岩田康誠41.112美浦・田中剛
59ウォーターリヒト牡558.0高杉吏麒33.410栗東・石橋守
510ルクソールカフェ牡458.0岩田望来60.013美浦・堀宣行
611ワールズエンド牡558.0津村明秀15.35栗東・池添学
612シリウスコルト牡558.0横山和生165.517美浦・田中勝春
713セイウンハーデス牡758.0幸英明26.67栗東・橋口慎介
714ガイアフォース牡758.0横山武史8.03栗東・杉山晴紀
815ドラゴンブースト牡458.0丹内祐次27.78栗東・藤野健太
816パンジャタワー牡458.0松山弘平5.41栗東・橋口慎介
817トロヴァトーレ牡558.0C.ルメール6.62美浦・鹿戸雄一

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※想定オッズは、SPREAD編集部が戦績等により掲載しています。
※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

■「安田記念2026」追い切り

S評価:ガイアフォース

キタサンブラック産駒らしい持続力に加え、母系由来の俊敏さが噛み合った調教内容。大きな完歩ゆえに加速まで時間を要する面もあったが、今は体幹の強化とトモの充実によって反応面まで改善されている。何より今回は馬体の張り、皮膚の薄さ、そして精神面の落ち着きが高いレベルで共存している。年齢を感じさせない弾みっぷりを見ると、年齢や遠征といった状況で評価を下げる必要は見当たらず、むしろ今が最も充実した時期なのではないか。

◆詳細記事はコチラ⇒【安田記念2026予想/追い切り診断】目を引く馬体の張りに最高評価「S」 心身が高いレベルで共存し「今が最も充実した時期」

A評価:セイウンハーデス

この中間は調教内容そのものが「嫌な状況を受け入れる訓練」に寄せられており、その成果も少しずつ表れていた。以前なら被されるとフォームが崩れ、後肢の踏み込みまで甘くなっていたが、今は体幹を保ったまま走れる時間が長くなった。もちろん気性面の課題が完全に解消されたわけではないだろう。ただ、競馬の幅は確実に広がってきた。広いコースで自分のリズムを守れれば距離そのものは十分こなせそうであり、持ち味である長く良い脚を生かせる条件なら面白い存在。

◆詳細記事はコチラ⇒【安田記念2026予想/追い切り診断】“想定8人気”前後に高評価「A」 数字以上に濃い内容 「嫌な状況を受け入れる訓練」で課題克服へ

■「安田記念2026」過去10年データ

前走ローテ

[過去10年]安田記念2026の前走ローテ

[過去10年]安田記念2026の前走ローテ

さまざまな路線から参戦する馬が多い安田記念。前走ローテでも勝ち星が分散するなか、ヴィクトリアマイル組が2勝2着5回と好走馬を多数輩出しているが、残念ながら今年も該当馬が不在。代わって浮上するのは1勝ながら3着4回のマイラーズC組。好走した該当馬5頭中4頭に当てはまるのは、当日4番人気以内に支持されていたこと。人気薄での好走は難しく、1着&2着アドマイヤズームドラゴンブーストら7頭がエントリーしているが、当日の人気には注目したい。

◆詳細記事はコチラ⇒【安田記念2026予想/前走ローテ】ガイアフォースは“馬券内率80%”に浮上なら軸推奨 マイラーズC組も当日人気に注目

枠順データ・傾向

馬券内率80.0%に該当するのはガイアフォース。軸としての役割を果たせそうだ。一方、パンジャタワーとトロヴァトーレは人気サイドでは結果が出ていない8枠。外々を回されるリスクが伴い、2024年のセリフォス(2人気)や18年ダノンプレミアム(2人気)はいつもより後ろからになり着外。サングレーザー(3人気)やリアルスティール(2人気)はロスを防ぐために、1列前で運ぶも伸びを欠いて敗戦と、理想的な運びが叶いづらい。パンジャタワーとトロヴァトーレを中心視するには気が引ける。

◆詳細はコチラ⇒【安田記念2026予想/枠順】ガイアフォースが“馬券内率80%”の好枠 「5.0.3.3」単回収830の狙いやすい伏兵ゾーンは

■「安田記念2026」軸馬/穴馬予想コラム

危険な人気馬:トロヴァトーレ

短距離やマイル専門、中距離からと、あらゆる路線から集結する安田記念だけに、毎年混戦ムードが漂う一戦であるが、マイルの頂上決戦とあってGI実績は大きくモノをいう。過去10年の勝ち馬延べ10頭中5頭が芝のGI馬で、残る5頭中3頭は芝GIで2~4着の実績を持っていた。2018年モズアスコット、19年インディチャンプは、ここがGI初出走だったが、過去にGI出走歴があって好走したことがない馬の出番はない。トロヴァトーレのGI実績は、昨年の当レースでの大敗1戦のみ。GIでの経験値という点で、かなり分は悪い。

◆詳細はコチラ⇒【安田記念2026予想/危険な人気馬】実績×ローテ×血統傾向が“すべてマイナス” 人気に対し「低信頼度」の消し候補とは

データ攻略「ガイアフォースに“連対率75%”データ浮上」

7歳馬ガイアフォースが4年連続の安田記念出走。これまで積み重ねたGI2着は3回を数えており、悲願達成に向けて力が入る一戦だ。7歳という年齢も気になるところだが、データが下したジャッジは?

・GII昇格後の富士S勝ち馬【1.2.0.1】

◆詳細はコチラ⇒【安田記念2026予想/データ攻略】ガイアフォースとパンジャタワーの「買い or 消し」 “連対率75%”該当の人気馬は

穴ライズ:ウォーターリヒト

昨年のマイルCSで15人気ながら3着と健闘。2025年には東京新聞杯を制し、2走前の同レースも3着とコース実績を持ちながら、今回も下馬評は低い。今回人気のガイアフォースとはマイルCSでハナ差、トロヴァトーレとは2走前・東京新聞杯でクビ+クビ差、リステッド競走では先着している点からも、さほど実力差はなく、それでも20倍以上のオッズ差。1週前に宝塚記念出走予定のメイショウタバルと併せ、当週も一杯と仕上げは前走とは雲泥の差であり、一発の気配がプンプンと漂う。

◆詳細はコチラ⇒【安田記念2026予想/穴ライズ】ガイアフォースらと互角の実績馬が前売り“10人気”前後 「根拠なき理由」が引き上げる魅惑のオッズ

■「安田記念2026」全頭診断

・オフトレイル
この馬の成績もまたシンプルな区分けが可能。直線平坦コースの成績【4-4-1-2】に対し、急坂コースは【0-0-1-6】。典型的な平坦巧者だ。その特徴を踏まえると、平坦のマイラーズカップ5着は悪い意味で想定外。変わり身は厳しい印象を受ける。

・ガイアフォース
4年連続での安田記念参戦となる古豪。サラブレッドのセオリーで言えば徐々にピークアウトを迎えていくものだが、同馬に限っては6歳春に安田記念2着、秋に富士S勝利、マイルCS2着とキャリアピークと言える戦績を残している。国内の芝1600mで先着された馬はシュネルマイスター、ソングライン、セリフォス、ロマンチックウォリアー、ナミュール、ソウルラッシュ、ジャンタルマンタルの計7頭。そのすべてがGI馬と戦ってきた相手は段違いで、ようやくこの馬に順番が巡ってきた印象だ。

◆詳細はコチラ⇒【安田記念2026予想/全頭診断】人気一角に「2.2.0.1」高好走率データ浮上 ”枠次第で”7歳馬も押さえ必須

■「安田記念2026」レース概要

開催日
2026年6月7日(日)15時40分
3回東京2日目 11R
第76回 安田記念(GI)

施行条件
芝左1600m
3歳以上/国際/定量

賞金
1着 1億8000万円
2着 7200万円
3着 4500万円
4着 2700万円
5着 1800万円

■「安田記念2026」東京芝1600mコース解説

東京芝1600mのコース図

東京芝1600mのコース図

スタート地点は2コーナー付近。スタート直後は緩やかな下りになっていてスピードに乗りやすい。バックストレッチ後半の起伏を越えると3コーナーに入り、3コーナーから4コーナーはカーブが緩やかなためペースが落ちにくい。ゴール前の直線は525.9メートル。直線の前半には全長160メートル、高低差2メートルのタフな坂が待っている。坂を上り切ってからゴールまでは約300メートルあって、ここで最後の瞬発力勝負になる。平均的に速いペースで流れることが多い上に、最後の直線では切れ味も求められる。マイラーとしての総合力を試されるコース。

■「安田記念2026」過去プレーバック

2025年 ジャンタルマンタル

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着510ジャンタルマンタル牡458.0川田将雅1:32.734.22
2着47ガイアフォース牡656.0吉村誠之助1 1/233.99
3着713ソウルラッシュ牡758.0浜中俊クビ33.91

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2024年 ロマンチックウォリアー

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着47ロマンチックウォリアーセ658.0J.マクドナルド1:32.333.41
2着35ナミュール牝556.0武豊1/232.94
3着510ソウルラッシュ牡658.0J.モレイラハナ33.12

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2023年 ソングライン

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着818ソングライン牝556.0戸崎圭太1:31.433.14
2着24セリフォス牡458.0D.レーン1.1/433.63
3着714シュネルマイスター牡558.0C.ルメールアタマ32.81

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監修:山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長

izukawaya