第68回有馬記念(GI、芝2500m)が行われる中山競馬場の馬場情報が24日、JRAより発表された。中山は芝・ダートともに「良」、芝のクッション値は「9.3/標準」、芝の含水率はゴール前10.3%、4コーナー13.1%と計測された。
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■土曜中山芝は極端なトラックバイアスなしも…
例年、内枠有利と言われるが、土曜中山3R・2歳未勝利は8枠15番モリノレッドスターが好位から外目を回って勝利、中山5Rでは6枠12番ニシノフィアンスが逃げ切り勝ち、中山12R・キャンドルライト賞は1枠2番スピードオブライトが2番手先行策から押し切りと極端なトラックバイアスは見られなかった。
芝のクッション値は前年(イクイノックス)「9.2/標準」と遜色ない数字。
しかし時計は速く、土曜中山11R・グレイトフルS(ニシノレヴナント)は芝2500mの勝ち時計2分32秒0と、前年(シルブロン)の2分33秒8を1秒8も上回った。また、勝ち馬の上がり3Fが33秒9と馬場コンディションの良さを裏付けている。
グレイトフルSでは15頭立ての道中10番手前後に構えた5枠10番ニシノレヴナントが、直線抜け出した2枠4番キングズパレス、4枠7番ダノングロワールを外から差し切り。
有馬記念の5枠は過去10年で最多3勝を挙げ、連対数も【3.2.1.14】でトップをマーク、2020年から3年連続で優勝している。今年5枠を引き当てた9番ヒートオンビート、10番ジャスティンパレスは特注といえる存在だ。
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当日/12月24日(日曜)
含水率
┗ゴール前=芝10.3%|ダ2.4%
┗4コーナー=芝13.1%|ダ2.4%
芝のクッション値=9.3[標準]
前日/12月23日(土曜)
含水率
┗ゴール前=芝11.1%|ダ2.6%
┗4コーナー=芝13.5%|ダ3.0%
芝のクッション値=9.4[標準]
前年/12月25日(有馬記念)
含水率
┗ゴール前=芝11.5%|ダ7.4%
┗4コーナー=芝13.5%|ダ8.0%
芝のクッション値=9.2[標準]
(SPREAD編集部)