元川崎フロンターレで、現在は香港のイースタンSCに所属するDF井川祐輔選手が、移籍後初ゴールを祝ってチーム全員にランチを奢った。
インスタグラムで長いレシートを披露した井川選手だが、出費にも「これで本当にチームの一員になれたような気がします…」と笑顔を見せた。
井川祐輔が語る「異国で活躍し続けることの難しさ」とは?ベテランでも海外でのプレーは学びの連続
シーズン終盤に決めた移籍後初ゴール
5月2日に更新したインスタグラムで、前日の試合で移籍後初ゴールを決めたと報告した井川選手。
1月の加入から全力で駆け抜けた日々を、「アジア枠としてのプレッシャーや新たな環境の中でとても充実した日々を過ごさせていただいてます」と振り返り、久しぶりに公式戦でゴールを決めたと喜んだ。
「久しぶり過ぎていつ以来かわかりませんが、数回ゴールを決めるチャンスがあったので、やっと決めれて良かった」
そして「ゴールを決めたらみんな(選手・コーチ・スタッフetc)にお昼をご馳走せなあかんので、pay lunchします!」と、近く自分主催のランチ会が開かれることを予告していた。
やっと自分も支払えたと喜ぶ
約束のランチ会を決行したのは5月10日。
井川選手は「香港で初のPay Lunch」と満面の笑みを見せ、「公式戦でゴールを決めたら当然ながら、何かと練習中から『Pay Lunch』と会話の中で飛び交う」と日ごろのプレッシャーを明かした。
しかし、井川選手にとってもPay Lunchは目標のひとつだったようで、「香港に来てから沢山のチームメイトがお昼ご飯を支払ってきましたが、やっと自分もシーズン終盤に達成できました」と達成感を噛みしめる
香港初ゴールの井川選手にフォロワーからも、「良かったーー」「これからの活躍も期待しています!」「みんなが喜ぶ代償ですね」など、喜びの声が寄せられている。
『香港滞在記』が地元メディアでも話題に
香港に移籍した初期から、インスタグラムで『香港滞在記』を連載していた井川選手。
サッカーファンは香港プレミアリーグのプレー環境に目を引かれるだろうし、そうでない人も香港での暮らしぶりや街の様子が楽しめる。
6日の更新では地元紙に取り上げられた様子が紹介されており、この連載は香港でも話題を呼んでいるようだ。